2月26日の阪神競馬【その2】 | travelogue

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武幸四郎騎手引退以外、レースを2つ。
まずは新馬戦。
新馬戦もそろそろ終わりですかね。先週のシェアザモーメントもそうでしたけど、そろそろ出るのも大変な時期です。
 
 

当ブログ読者様の出資馬クロスアミュレット。
 
 
 
 

 
 
 
 
 

結果は5着。外へ逃避したというシーンは撮れてません・・・。
距離はもっと長くても大丈夫な印象。
ちなみに余談ですが、結果上位の父は1着から順にハーツクライ→ディープインパクト→ディープインパクト→ディープインパクト→ハーツクライ。母系見ても結構な血統の馬がずらり(ちなみに8着まで父サンデー系)。先週の小倉の血統表と並べると、こちらの方が後々・・・って感じしなくもないです。ちなみに、先週日曜の小倉の新馬、1着から順に父を並べるとステイゴールド→ネオユニヴァース→ネオユニヴァース→テオフィロ(!)→ストリートセンス。やっぱ何か違う。
 
 
 
 
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・サンタエヴィータ
2017/02/27
2/26(日)阪神10R 伊丹ステークス〔D1,800m・15頭〕2着[10人気]
まずまずのスタートを決めると、追っ付けながら好位3番手辺りを追走、流れが速くなった辺りから徐々に押し上げていき、直線に入って追い出しに掛かると、一旦は先頭に立ったものの、ゴール手前で勝ち馬に差し切られ、惜しくも2着でゴールしています。 川田将雅騎手「前走同様に返し馬の段階から状態が良いのがこちらに伝わってきましたし、これならいい競馬ができると思いました。西村調教師から前走のように積極的なレースをしてほしいと指示が出ていましたので、追っ付けながら好位に取り付けていきました。流れも落ち着いてくれましたし、この馬のリズムで追走できたのが良かったですね。昇級初戦でしたから、厳しい競馬になると思っていましたが、勝負処ではしっかり反応して、最後までバテずに脚を伸ばしてくれました。もう少しのところで負けてしまったのは残念ですが、ゴール板を過ぎてスピードを緩めると気が緩んだのか、何度か躓き気味になっていましたから、これまでにないぐらい全力で走ってくれたのでしょうね。これまでの経緯から、おそらくこの後はドッと疲れが出るかもしれません」
西村真幸調教師「極端に馬体が減ることもなく、いい状態でレースに臨むことができました。引退期限が近づいてきましたから、後悔のないように前走のような強気の競馬をしてほしいと指示を出しましたが、その通りのレースをしてくれました。準オープンにしては流れが落ち着きましたし、理想の形で追走することができましたから、最後まで頑張ってくれると信じてレースを見ていましたが、最後は夢を見ましたね。負けてしまいましたが、川田騎手も諦めないで最後まで追ってくれましたし、サンタエヴィータ自身も戻ってくる時はかなりヘトヘトになっていたようですから、人馬とも全力を尽くしてくれたと思います。これまでの経緯から、おそらくこの後はドッと疲れが出ると思いますし、立て直すとなると時間を要してしまいます。3月一杯で引退することが決まっていますし、繁殖馬としていい子を産んでもらいたいですから、このまま無事に北海道へ送り出してあげるのが最後の務めだと思います」 これを受け、今後について協議を行った結果、誠に残念ではございますが、このまま引退させることと致します。近日中に競走馬登録抹消の手続きが取られ、今後は繁殖牝馬となる予定ですが、詳しいご案内は後日書面にて出資会員の皆様にご案内申し上げます。
 
※シルクホースクラブ様のご厚意により転載許可をいただいております。
 
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ラストランは2着。
走れば走るほどパフォーマンスが落ちる馬ですから、もう一度使うってのは期待薄かなと思ってました。ルベーゼドランジェみたいな終わり方も見てますから、きちんと繁殖へ上がることができて良かったと思います。
この馬、最後も10番人気という意味不明な評価でしたが、世間で思われているよりはずっと競走能力の高い馬だったと思います。古馬牝馬のダート中距離路線、今はかなり手薄ですし、あと1年期間があれば交流重賞くらいは勝つことができたでしょう。大きな怪我もありましたし、調子維持の難しい馬でもありましたから。関係者は苦労したと思います。そこは本当にご苦労様でした。
 
ネット上では皆”手のひら返し”ですけど、不可解なレース選び(騎手優先の)があったり、何度も何度も同じ騎乗で負けを繰り返したりで1000万下通過に1年も要してしまったことが本当に本当にもったいない(左回りダメのレッテルもはられました)。競馬の難しさもそうですけど、厩舎、騎手の要素っていうのも重要なんだなと。一口始めて10年近くですけど、ここまで思い知らされたのは初めてでした。この先どれくらいやるかわかんないですけど、その辺は糧に・・・。