◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
・マリアライト
12/27 久保田厩舎
２７日の中山競馬では好スタートを切り先団の外につける。なだめながら追走して流れの変化に合わせて３角あたりから早めに動いていき直線で前へ迫っていくが、最後はわずかに及ばず４着。「正直、これしかないと思っていた競馬ができました。スタートも良かったですし、前目に行って、上がってくるだろうと思っていた馬に合わせて動いていって前へ迫る競馬をしようと考えていたんです。“大外枠が当たってしまったことを帳消しにしてやる！”というくらいの強い意気込みでレースへ向かったので悔しいですね。それでも、いい競馬をしてくれたように力をつけていることは確かですし、本当に偉い馬です。またこれから良くなってきて欲しいですし、来年もいい競馬ができるようにしたいです」（蛯名騎手）「力が入りました。本当に馬が力をつけていますね。正直、この枠を引いてしまってずっと弱気になってしまっていました。もちろん何があるかわからないですし、気持ちは切らしていなかったですけれど厳しい戦いになるとは思いましたし、何とか頑張って欲しいと思っていたんです。それにしてもジョッキーも手の内に入れてくれていて素晴らしいエスコートを見せてくれました。人馬ともによく頑張ってくれたと思います。もちろん勝てなかったことは悔しいですが、来年がまた楽しみになったことは確かでしょうし、今年にも増してより充実した来年を過ごすことができたらと思っています。今年後半は本当によく頑張ってくれたので、まずは疲れを癒すように楽をさせてあげたいですね」（久保田師）エリザベス女王杯制覇からひと月半。次は暮れのグランプリ挑戦とまたハードルの高い戦いへ臨みました。残念ながら不利と言われる大外枠からのスタートでしたし、より一層厳しい戦いになることが想像できましたが、こちらの思惑以上の走りを見せてくれ、４コーナーから直線では大きな夢を見せていただきました。結果、逃げた馬も交わすことができませんでしたし、まだまだなのかもしれませんが、それでも苦しい中での戦いでしたので今後がより楽しみになる内容と言えると思います。充実期にあることは確かなのでしょうから来年また高みを目指してチャレンジ精神で素晴らしい走りを見せてもらえたらと思っています。今後については未定ですが、まずは今期の疲れを労って来年の始動を考えていければと思っています。
※キャロットクラブ様のご厚意により転載許可を頂いております。
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
レース前の記事で５着に入れば御の字と書きましたが、結果はそれ以上でした。
週頭に専門誌を見た時に空気のような存在で、と、これも書きましたが、蓋を開けてみれば１６頭中１２番人気。正直驚きでした。アドマイヤデウスやワンアンドオンリーよりも人気が無くて・・・。
いくら大外枠が云々と言われててもそれはないんじゃない？って思いながらでしたけど、まあだからといってレース前に強気なことを書いても得なことは何一つありませんから、ツイッターで人気無さすぎとつぶやいたくらいであとは余計なことは語らずに静かーにレースの時を待っておりました。
道中は素晴らしかったですね。最初のスタンド前で５～６番手、変にかかる様子も無かったのを見て、これは賞金拾ってくれそうだと期待してました（通過順を見てもらえればわかりますが、結果的に最初の１角を６番手以内で回ってきた馬が掲示板独占、後ろにいてはノーチャンスでした）。
向こう正面までいったところでラストランの芦毛が進出開始したときにいやーな予感がしたんです、マリアライトの斜め後ろまで追いついた際にこちらも動くことになってしまい。鞍上、あと５０ｍくらいはそのまま走りたかったんじゃないかと思いますが、どうでしょうか・・・。
その影響がどれだけのものか計ることは難しいですが、最後は逃げる馬を交わせそうで交わせず、すぐ後ろにいた２頭にやられて４着。
ああいう人気でしたし、見せ場たっぷりの立派な結果ではありますが、逃げ馬は捕まえたかった・・・というのが本音。それが出来なかったのが３着馬との実力の差なのかもしれませんが（まあ、相手も菊花賞馬ですからね）。
なんにせよ。昨年までは１０００万下でくすぶっていた馬が春にオープンクラスへ到達し、重賞２着→５着ときてあれよあれよとＧⅠ制覇。そして年末のグランプリでも僅差の４着。年頭にまさかグランプリに出てるなんて想像もできませんでしたから、本当に今年は素晴らしい活躍をしてくれたと思います。お陰で新しいレンズ・・・（おい）
これで国営の出資馬の出走は終了。あとは大井で１回走るっぽいので、総括はその後で。
来年、マリアライトは日経賞からになるんじゃないかと勝手に思ってますが、結構出られるレースも限られてきますよね。個人的希望ですが、阪神大賞典を使ってみてくれないかなって思ったりも。来年は日経賞のほうがメンバー揃いそうな予感もしてますし、３０００ｍの結果次第で春の天皇賞という選択肢ができるかもしれませんからね。