2-6.手術後3週間目 | 33歳 大腸がんになっちゃった

33歳 大腸がんになっちゃった

33歳でS状結腸がん(ステージ3a)になった女性会社員の日記です。
自分の経験がお役にたてればいいな、と思い、作成しました。

3週間目はすごぶる体調が良くなってきました

高カロリー点滴のおかげか 体力・気力とも復活
さらに、病室に元気でかっこいい患者さんが来たので 
その方のパワーを頂いたからかもしれません

入院中は同じ病室の方(4人)と よく井戸端会議 をしてました。
同じ部屋にいるので いつでも 話すのですが
特に午前中と昼下がりに 椅子を窓際に持ってきて
4人で病気のこと、仕事のこと、人生のこと、先生のこと・・・とか
笑いたっぷり でお話してました。
看護婦さんに 「また、集まってしゃべってる~ 」と言われてました

同じ病室の人は みんな大腸がんです。
そのため、手術→回復の経過がほぼ同じで、治療内容や回復度合いを
相談しあったり出来ます。
また、同じ治療なので、「あの治療辛いよね~」とかいえるし
「便の形 どう」とか「ガスが出た~」とか 遠慮なく言えます

そして、パワフルな患者さんが手術→回復するのを間近に見てたら
なんだか 自分も「回復できる」という自信がわいてきました

その方が食事開始になった数日後、私も食事再開となりました
カラダの調子が良いので、なんだかきちんと食べれる気がしてました
パワフル患者さんの後を追うように、少しずつ食べれて行きました
患者同士の相乗効果(一方的かも )って すごいなって思いましたよ。

そして、3週目の最後のほうに ご飯が食べれるようになったので
高カロリー点滴を抜きました~

3週目の最後に 4人組の1人が 退院することになりました。
退院はとってもいいことなんだけど、寂しさもあり
その子も泣きながら「毎日楽しかったから 退院したくない~ 」と言ってました。
残りの3人でエレベータまで 見送り 涙のお別れとなりました。
(後日またあってるんですけどね

がんという人生の一大事で悩む時間もたくさんありましたが、
とっても、良い仲間がいて ほんとに楽しい日々でした