ねぇママ、頭痛がするの。世界は刻々と終焉りの詩を綴る。爽やかな顔で。柔らかな旋律をなぞり。嗤いながら唄う。言葉を割られた人々は、明るい曲調に騙されて詩を知らないのだ。ホントは冷たい世界。感受性高く、無関心な世界。大地は嘆く。「還って来い」と。光は諭す。「いずれ落胆する」と。水は護る。「キミはキミだ」と。風は囁く。「好きにしなさい」と。血の味がする唇。命の味は、こんなにも朧。ねぇ、私は最期の「言葉」を紡ぐべきかしら?