昼に、鼻炎の薬を飲んだ。
周りが揺れ出して。
だいぶ物が散乱した。
一瞬、関東大震災を思い出して。
散らかったものを大まかに片付けてから。
友達と10分だけSkypeして。
それから、薬が効いてきてベッドに入った。
気付いたら23時過ぎ。
誰かが「世界が終わる音だよ」と囁いた。
その声で、目が覚めた。
暗闇で「目が覚めた」ことに酷く落胆する。
世界は終わっていなかった。
死傷者は200人。
その中に、私の名前はない。
そのことに違和感を覚える自分は誰だっただろう。
「ここじゃない」と、別の誰かが言う。
呼ばれた場所に、どうやら行けなかったようだ。
冷静に分析する私は「私」だと確信出来た。
また、私は行けなかった。
堕ち零れちゃってるね。
引き留められたのさ。
染まりすぎたんだよ。
誰かが好き勝手。
翼を手折ったAngel。
いつになったら僕の膝で眠るんだい?
呆れてるのね。
一度は愛したヒト。
まだ、もう少し。
私は人に恋してたいの。