自分のことしか考えられない病

トラウマセラピストの花丘ちぐさです！

日々、

元気で働いていることには

感謝しないと。

これからは

ますます

健康第一に

過ごさないといけないですよね。

朝晩は

寒いですが、

来週は温かくなりそうですね。

たとえ季節の揺り戻しがあっても

確実に春の訪れがあるのは

心強いです。

今日は

自己愛性パーソナリティ障害について

書きますね。

自己愛の人は、

自分が親になっても

子どもより自分のほうが大事です。

たとえば

子どもがつらい

苦しいというと

「私のほうがもっと

つらい、くるしい！」と

訴えます。

ですので、

子どもは心のケアをしてもらう

ことができず、

親のグチの聞き役を

引き受けなければならなくなります。

そして

親をなだめたり励ましたり

タダでカウンセラー役を

延々と何時間も

しなくてはなりません。

さらに、

あなたのせいで

問題が起きている

といわれて

罪を着せられます。

そのうえに

子どもの人格を否定し

けなします。

そんなひどいことをする人は

許せないという

怒りの感情が湧いてきますね。

なぜこんなことをしてしまうのか、

さらに自己愛性パーソナリティ障害の

観点から

考えてみます。

子供は幼い頃は、

誇大自己を持っています。

いわばファンタジーの中で、

正義の味方のヒーローとか、

お姫様とか、

万能感があります。

それを養育者は

暖かく認めて、

少し一緒に付き合ってあげる

必要があります。

すごい、すごい、

強いね～と、

賞賛してあげます。

そうすると、

子供は満たされて、

そんなに強くない自分と折り合いをつけて

生活していけるようになります。

ところが、

養育者が

そういうときに、

嘲笑したり、

無関心だったり、

自分の問題で頭がいっぱいで

親の役目を果たしていない

ときには、

子供の幼い万能感が満たされない

ままになって

しまいます。

そして今の時代は、

それらを手軽に満たす、

ネットや、ゲームや、

動画などがあり、

大人になっても

幼さと、

傷ついたプライドと、

世界への憎しみと、

怒りを抱えて、

怪しい世界に

のめり込んでいきます。

本当の癒しは

人と人との間でしか

おきません。

まあ、

あとは大自然とかね。

だから、

ネットを相手に

一瞬高揚しても、

満たされないままになって

さらに刺激を求めるので、

ゲームやネットのとりこに

なってしまいます。

こういった神経系の問題は、

根本から、

変えていかないと

いけないし、

変な人、

と片付けるのではなく、

自分たちの問題、

自分たちの社会の問題として、

一緒に、

とりくんでいかないとね。

結局取り残された人が、

犯罪へと走ってしまうので。

ということで

自己愛の親も

もともとは

愛着障害を抱えた

犠牲者ではあるのですね。

ただ、

だからといって

「お父さんも辛かったんだから

ゆるしてあげなさい」

とか

「お母さんのほうがもっと

たいへんだったのよ」と

お説教するカウンセラーがいるのは

よくないですね。

それはそれ。

これはこれ。

ちゃんとクライアントさんの

今の辛さをしっかりと

抱きとめないとね。

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