境界性人格障害・さっきまで喜んでいたのに | 花丘ちぐさのトラウマ解放カウンセリングin東京

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愛着障害・複雑性PTSDに、ソマティックエクスペリエンシング!気が楽になる・積極的になる・メンタルが強くなる       




トラウマセラピストの花丘ちぐさです!

寒い毎日が続いていますね。

このところ

境界性人格障害について

書いています。

境界性人格障害の人は、

とても気分が変わりやすいです。

ですから、

さっきまで機嫌がよかったのに、

と思うのですが、

もう、

激しく怒っていたりします


ある意味、

怒りが表現できるのは、

親しい間がらだからともいえます。

人との境界を作ることが

苦手です。

ものすごく大好きになって、

「親代わりの人が見つかった」と

すごいエネルギーで近づき、

「ああ~、この人は、

 自分の人生があり、

 自分の時間があり、

 私のことがすべてではないんだ」


と思った瞬間に、

裏切られた、

激しい怒りを爆発させます。

単純に、

怒ったり泣いたりする人もいますが、

とても知的な方は、

非常にもっともな理由を

あれこれ言います。

あなたのこういう態度が間違っていて

傷ついたと

非常に知的な理論で臨んで来る場合も

あります。

あとでよくよく考えると

だからってあんなに激怒しなくてもいい

とわかるのですが

境界性人格障害の方と

接し慣れていないと

振り回されてしまいます。

さらに、

操作的になる人もいます。

周りの人に働きかけて、

自分の味方につけ、

ターゲットになった人を

孤立させて

貶めることもあります。

子供のころに、

安全ではない環境で育つと、

こんなふうに激しい

自己防衛をするように

なってしまいます。

これは、

病理です。

専門家の対応が必要です。

幼児トラウマの未解消な状態が

境界性人格障害です。


「じぶんもそうかな」と

客観的に思える人は、

かなり良い状態です。

いまのうちに、

ソマティックエクスペリエンシングを

受け始めてもらいたいです。

ボーダーだからっておとしめることはありません。

理由があって

調子を崩したのだし、

ちゃんと

調子を取り戻す方法が

あります。

こういう

苦しんだ経験のある人は

すばらしい

セラピストになったりします。