トラウマセラピストの花丘ちぐさです！
こうして年の瀬を迎えると、
まだモラ夫と一緒にいたころの、
凍り付くように怖かった日々が
思い出されます。
一つは、
かつてモラ夫が建てた家には、
彼の希望で、
オーダーメイドの掘りごたつがあったんです。
私は、
寒くなったらこたつに入って、
みかんたべるんだろうな、
と楽しみにしていました。
ところが････。
「誰が使っていいといった？
わしがいいというときだけしか出さん」と
いって、
結局、
2，3回しか使わなかったと思います。
私がこたつを使いたがっているのを
知っていたからか、
絶対に使わせてくれませんでした。
朝寒いので、
起きる時間に合わせて
暖房のタイマーをかけておいたら、
これも怒鳴られました。
「タイマーは許さん。
起きてから暖房をつけろ」
といわれました。
それから、
私が教会の新年のミサに
行きたがっているのを知って、
「初詣に行くから、
教会には絶対に行くな」と
言われました。
ただ、
この時はペトロ神父様に
泣きながら相談したら、
ペトロ神父さまは
「神社にも神様はいらっしゃいます。
神社を作ったのも神様ですよ。
だから、
神社についたら、
父と子と聖霊のみ名において
アーメン、と、
心の中で唱えて、
家族で楽しくお正月を過ごしなさい」
とおっしゃってくれました。
今でも、
心の中で慰められています。
なぜ私がモラ夫にどなられると、
凍り付いておとなしくなってしまったかと
いうと、
私の幼児トラウマが原因です。
子供のころ、
両親から「しつけ」と
称して、
暴力を受けていたので、
凍り付く癖がついていたし、
「学習された無力感」によって、
「私は価値がない」
「私は家族に迷惑をかけている」
「私のせいで、母は不幸になった」
「私が女の子だったから、
男の子がほしかった父を
がっかりさせた」
「私は何一つよいことを求める
権利はない」
「私は怒る権利はない」
「私は、ただごめんなさいと
あやまることしか許されない」
と、
本当に心の底から思っていたのです。
だから、
朝暖房をつけてはいけないといわれたら、
「そうか、寒いのは我慢しないと
いけないんだ。
私は寒いなんて言ってはいけないんだ。
寒いから暖房をつけるのは、
わがままなんだ」と
思ってしまったんです。
私なんて、
ひどい扱いを受けるのが当然、
と思っていたんですね。
そう思っていたところに、
それを実行してくれる人が、
まんまとあらわれたのです。
まるで、
心の凸と凹みたいですね。
これからは、
凸でもなく、
凹でもなく、
まあるく、
幸せになっていきますね。
あなたと一緒に、
幸せになりたいです
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