◉青梅には毒がある?







青梅とは?



梅には完熟した梅と、まだ完熟する前の青梅があります。


青梅には爽やかな酸味と風味があるので、梅酒や梅シロップを作るときによく使われます。





青梅の毒「アミグダリン(青酸配糖体)




青梅には「アミグダリン」という成分が含まれています。


アミグダリンは、体内にある酵素と反応するとシアンという物質に変化し、それが中毒症状を起こす原因になってしまうことがあります。


中毒になった時に出てしまう主な症状としては、めまい、嘔吐、頭痛、下痢などがあります。


より強い症状になると、痙攣や呼吸困難などもあるようです。




ただ、実の部分を1個食べてすぐ症状がでるというわけではなく、


実の部分で人が食べて危険だと言われている量は成人で約300個、子どもなら約100個ほど食べないと深刻な影響は出ないといわれています。




また、青梅は実よりも種の方の毒性が強く、種の部分には実の部分に比べて1020倍も多くのアミグダリンが含まれているといわれます。


ですので大人もですが、特に小さいお子さんが誤って食べてしまわないように十分注意しましょう。




アミグダリンは、青梅が熟す過程や、お酒や砂糖、塩などで漬けて加工をしていく段階で徐々に無毒化されていきます。


ですので加工されたものであれば安心して食べられます。











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