◉唐辛子と鷹の爪の違いは?







●唐辛子


ナス科のトウガラシ属に属する植物から取れる果実を一般に唐辛子と呼びます。


「唐辛子」の種類は、「鷹の爪」「シシトウガラシ」「ピーマン」「パプリカ」「ブート・ジョロキア」「ハバネロ」「ハラペーニョ」「タバスコペッパー」などがあります。


その中でも、「シシトウガラシ」「ピーマン」「パプリカ」は辛みが少ないため、「甘唐辛子」と呼ばれます。





鷹の爪


鷹の爪はナス科のトウガラシ属の中に含まれている、品種の名前です。


「鷹の爪」という名前は、曲線状にまがった細長い形が、鳥類の鷹の爪に似ていることから名づけられました。


「鷹の爪」に含まれる「カプサイシン」という辛み成分は、水には溶けにくいものの、油には溶けやすいという性質を持っています。
そのため、料理で使用するときには、油で火を入れると辛みが広がります。


「カプサイシン」は熱に強い性質を持ちます。加熱後も辛みが残るため、料理に適した辛みであるといえます。

「カプサイシン」には、発汗作用、食欲増進、血行促進、脂肪燃焼などの効果があります。
一方、食べ過ぎると胃腸の粘膜が刺激され、荒れてしまうので気をつけましょう。





つまりは「鷹の爪はトウガラシの一種である」ということになります。








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