越生梅林*2020年2月 |  ときしらずのブログ◎迂闊な話         

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2月18日(火)、越生梅林〔埼玉県入間郡越生町大字堂山〕へ行って来ました。梅まつりが、2/15(土)から3/22(日)まで開催されています。越生梅林(おごせばいりん)は、関東三大梅林の一つ。1400年頃、九州大宰府から小杉天満宮〔現 梅園(うめその)神社〕を分祀した際、菅原道真に因んで梅を植えたのが起源と伝えられています。梅の木は、約1000本です〔参考=越生梅林案内チラシ〕。

 

ちなみに関東三大梅林とは、越生梅林、水戸偕楽園〔茨城県水戸市〕ともう一つは、秋間梅林〔群馬県安中市〕、熱海梅園〔神奈川県熱海市〕、曽我梅林〔神奈川県小田原市〕など諸説があるそうです。三大と言いつつも三つに絞り切れないということのようですネ。

 

越生駅〔JR八高(はちこう)線・東武越生線〕からバスで12分、「梅林入口」で下車し、越辺川(おっぺがわ)の梅園橋(うめそのはし)を渡ると、左側一帯が梅林です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【案内板の要旨】このミニSLは、昭和40年代までJR八高線で活躍していた9600型の1/10の模型。実物と同様に石炭で走ります。線路は、全長250m、日本工業大学附属東京工業高等学校の実習教材として製作したものを、学校の厚意により、当園に設置したものです。

 

 

 

 

ミニSLの運行は、梅まつり期間中の土・日・祝日とのこと。よって、この日は運行していなかったわけですが、SL自体も見当たりませんでした。

 

 

 

 

舞台です。この日は平日で催し物がないので、閉鎖中でした。

 

 

 

 

 

東屋(あずまや)。

 

 

 

 

「平成31年度越生梅林投句入賞作品」が掲出されていました。

冒頭の三句を引用させて頂きます。

初恋のあの日の梅に逢ひにゆく  みえこ

吹き抜ける岳の碧や梅の里 正仙

道灌の石碑に映る梅の紅 今日子

 

平日なので、“お休み所”も、オ・ヤ・ス・ミでした!

 

 

 

 

盆栽店もありました。

 

 

 

 

梅林の脇を越辺川が流れています。

 

 

越生駅〔JR八高線・東武越生線〕の駅舎は取り壊し中でした。昨年3月16日、JR八高線駅は無人化。所有していた駅舎は、越生町に無償譲渡されました。しかし、老朽化のため町では存続を断念。解体の跡に町立の「観光案内と待ち合わせ機能を併せ持つおもてなし施設」が本年10月に完成予定とのことです。改札口は、JR・東武それぞれのホーム上に移設されています。

 

越生駅旧駅舎。JR八高線開通の昭和8年から昨年3月まで、増改築を重ねながらの86年間でしたが、ついに解体となったとか。私は、黒山三滝、あじさい街道、さくらの山公園行のときなどにもお世話になりました。ありがとう、ございました!

〔2018年4月1日、さくらの山公園行のときに撮影〕