①英EU離脱が国民投票で決定。円高と株安が進行
イギリスのEU離脱は関税復活による今後の貿易の停滞を意味していると考え、イギリスをEUでの拠点にしている企業は撤退も視野に入れなければならない。イギリスの経済が不安定になる事により、円高が進み、日経平均は1300円安、1ドルは一時99円台にまで上がった。今後も円高に振れる事が予測されるため、急速に円高が進む場合政府は介入を辞さない覚悟だ。円以外にも金に資金が流れており、金も値上がりしている。
②参院選公示
参議院選挙については、6月23日公示され、7月10日の実施である。各政党の公約から争点は、景気対策、雇用、社会保障、待機児童、憲法改正、TPP、安保法、原発再稼働である模様。
③パート賃上げ、上昇率は正社員より良い
パートの時給が20円上がり、上昇率では正社員を抜いた。人員不足から来る値上げだそうだが、これだけ上がれば1日8時間、月20日働けば月額3200円の増額であり、確かに正社員のベアと同程度となると感じる。
④シャーブ、鴻海入りを承認
シャープの鴻海承認が、正式に株主総会で決まったが、役員報酬に対する批判や、当初約束されていた「雇用を守る」という鴻海の発言が簡単に変わってしまい、リストラは全体の約15%の7000人に達するというから先行きが不安である。
⑤中国、金利規制を復活
中国の金利政策は、貸出金利の下限と預金金利の上限を制限する事による過当競争を防ぐ狙いである。貸出が渋くなって成長が鈍化している事からの対策と思われる。
⑥三菱自動車の補償と販売再開
三菱自動車の件は、賠償金が1台あたり3万~10万円で計1000億円の支出、これは年間の利益の約半分となる。個人に対しては厳しいかもしれないが、この辺りが精いっぱいだろう。また燃費の公表値を修正して販売を開始した。
⑦貿易赤字407億円、輸出振るわず
貿易赤字は回復してきた原油価格と円高による輸出不振によるものであろう。ただ単純な円安誘導ではなく、適切な価格がどの程度か明確に考えを聞かせてもらいたいと考える。
⑧鳩山元首相AIIB顧問に就任か
ゴシップ
①堀北真希妊娠3カ月
②高知東生氏麻薬所持で捕まる
独り言
イギリスのEU離脱は全世界衝撃を受けた。今後の対応次第であるが、世界経済が混乱、縮小する可能性を大いに秘めており、対策が重要となる。参議院選挙については、野党統一候補VS自民党が32区あるとのことだが、野合感の強い野党統一候補が勝てる気がしない。そもそも自民が悪いとは言うものの、野党がそれ以上に悪いためそちらに投票をする気にならない。自民圧勝により、自民単独で参議院過半数言ってしまうのではないかと思う。他にまともな政党が出てきてほしい。逆に言えば第2の党として頭角を現すチャンスではあるか。シャープはこのリストラで、もう終わったと言う感じがしてくる。大規模なリストラにより日本企業としての特徴は失われていき、ただの子会社してくるのも時間の問題だと誰もが感じただろう。三菱はこれで一応の決着になるだろうか。そして鳩山元首相は何をしているのだろうか?ろくに出来もしない上に、日本でも参加していないのに変なことをして、おかしな既成事実を作らないでほしい。どうかもうでしゃばらず、静かに暮らしていてください。
芸能面では、堀北真希の妊娠というめでたいニュースが。堀北真希が母親になるとは、時が経つのも早いものだと感じていたりするこういうニュースが、なんとなく自分が年を取ったと一番実感してしまう。そして高知東生の麻薬逮捕はかなり奥さんをがっかりさせたことだろう。義父の介護のために仕事を辞め、妻を支援すると立派な夫像を示した高知氏が、ふたを開けてみれば麻薬に不倫というのだから落差が激しい。随分古い話だが、高知氏は「結婚できない男」に出ていたのが好きだったので、自分としても少しショックなところはあるかな…。
週末のニュースが大きすぎて、週前半に起きたことがあまり記憶に残らない、そんな1週間でした。