下町ロケット 9話 感想 | 怠け者のつぶやき

怠け者のつぶやき

今まで勉強してこなかった怠け者が
今更だけど本でも読もうか、ってことで色々と
本を読んだりニュースを気にしたりしてつぶやいてます。

本と結構内容が異なっていたのが、大きな印象である。
本ではもっと慎重に行っていた佃達であったが、よりドラマチックになるよう
内容が変更されていた。感想はこんな感じ。

1.殿村さん自爆。
まず気になったのは、殿村の情報漏えいを恐れる、という発言があったのに
「自分達は今ガウディをやらなきゃいけないから」と聞かれてもいない自社の
新規開発内容を言いだして、こういうところから情報漏えいがあるんだろ!
自爆じゃないか!と少し思ったり。

2.PMEAとの面談
PMEAという名称は本ではPMDAと実在の団体名を使用したが、いろいろな
事を考慮して名前を変えたみたいですね。
本では、立花の熱弁で周りの空気が変わったような展開だけだったが、
ここではさらにキャバクラでの貴船と滝川の会合を激写。スキャンダルを
元に滝川が降ろされる事になったが、通常の社会ではなかなかここまで
やれない様な…と思う反面、よりドラマっぽくて逆に良かったのかも?といった
感想。

3.咲間倫子と高島彩
今回初登場となる咲間倫子は、高島彩が勤めた。しばらく見ないうちに、
なんか顔が変わった気がするんだよな・・・
演技の方はと言うと、アナウンサーが台本を覚えて話しをしている感が
否めなかった。ニュースを読むときと、話し方が同じだ。と言う事であまり
好きじゃない。

4.サヤマとの直接対決
さらに佃が椎名の所へ行って、自分達の設計図を盗んだとするシーンは少々
勇み足では?データ偽装とかの事に対して軽く口にし過ぎじゃないかな?と
疑問がつく。この内容は、訴えられれば負ける可能性も結構ありません?

5.キャスティング
椎名社長役の小泉孝太郎は非常にマッチしていると思う。最終回では
椎名の顔が歪む姿が出て来ると思うが、それをどう調理するか、早く
見てみたい。
芸人やタレントを多く使う中で、脇をしっかり実力のある俳優で固める
方法は、ドラマを崩さない範囲での遊びとなっており、大きく世界観を
損ねていない。
一村役に今田浩二を持ってきたことは、失敗だったと思っているが、
ほとんどは納得できる。最終回が楽しみである。