花咲舞が黙ってない 第2季 第7話 銀行の情報が漏洩!機密資料の行方と恋の結末!! | 怠け者のつぶやき

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今更だけど本でも読もうか、ってことで色々と
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 今回の臨店は五反田支店。財務資料が漏洩したとのことだ。早速2人は五反田支店に向かう。
支店長の竹内と融資課長の門田と松木が3人の応対をする。話によると、松木が持って帰ったクレジットファイルが盗まれ、FAXで送られてきたのだそうだ。さらには電話がかかってきて、クレジットファイルを拾ったので謝礼金と交換をするように要求される。これが真藤常務の耳に入ると、内々に処理するように児玉に指示し、児玉から相馬に電話がかかってきたので、警察には通報せずに真相究明をすることとした。

盗まれたクレジットファイルの会社はサワダ建業で、当日は松木が退社時に家で仕事をするためクレジットファイルを持っていたが、門田課長に誘われ、一緒に品川物流の接待を受ける事になった。松木は、酒が弱いにも関わらず飲まされてしまった。松木は2件目まで接待につきあい、電車に乗って帰ったと言う。

そこで当日の松木の足取りをたどる事に。まずはサワダ建業へ謝罪に向かう。サワダ建業からは、現在赤字続きのため財務状況が出回ってしまうと会社の取引に影響が出て経営が続けられなくなるかもしれないと言われた。一方で品川物流の葛西社長には、そのような忘れ物がないかどうか確認をしに行くが、見ていないと言う。接待は、事業を円滑に進めるために行うとの話だ。
次に接待の現場に向かった。1件目の料亭は個室で、誰かに盗まれる心配はないと思われた。2件目の店は、五反田のキャバクラ「パラダイス」で、荷物は入口で預けられ、クロークに入れられることから盗まれた可能性があると感じた。当日に松木達に接客をしたキャストを指名すると、沙羅という女性が何やら浮かない様子であった。

沙羅と言う女性の動向を知ろうとしたが、彼女の本名が分からない。翌日松木が沙羅の名刺を見てため息をついていると、ベテランテラーの斎藤がそれを取り上げて松木をからかう。そこで写真を見た斎藤は、沙羅の顔に見覚えがあると言う。沙羅は五反田支店のATMを定期的に利用しているというのだ。おまけにこの日はパラダイスの給料日と昨日話を聞いていたので、沙羅が金を引き出しに来る可能性が高いと思われた。

張り込んでいると、銀行が営業を終了してから沙羅が現れた。そして斎藤に手伝ってもらい、沙羅の実名と口座番号を入手する事に成功する。彼女の本名は川島ゆり子といい、口座の記録を見ると、カサイノリオという名前があった。品川物流の社長と名前が同じである。相馬達はゆり子が葛西の愛人ではないかと予測をつける。
そこに電話がかかってきたので、支店長は100万円を払う事を承諾した。電話をしてきたのは、川島ゆり子で、車の隣には葛西社長が座っていた。

翌日ゆり子がやってきて、支店長がクレジットファイルを受取、謝礼金を渡す。ゆり子が席を立とうとした時、相馬と舞がやってきて、それを持って行った場合、恐喝で告訴しないといけないと話す。そして葛西の事を聞き、ゆり子の携帯から葛西に電話をする。電話を取ったカサイは「金はどうなった?」と強い口調で話すが、電話をかけたのは舞であった。葛西は銀行へ連れて行かれることとなった。
 銀行で自分達のしたことを認めた葛西は、原因となる接待の事を話し始めた。事件を起こすきっかけになったのは、門田が酔っ払ってキャバクラで口にした、「業績を見たら、融資なんかできるわけない」と言う話を聞いた事であった。この事から、葛西は門田を課長から降ろすために、ゆり子を利用してその場にあったクレジットファイルを盗ませた。葛西は門田が融資をする気もないのに接待を受ける事と、接待をこれだけしているのに融資を受けない事が悪く、自分は悪くないと主張した。
 門田の行ってきた事が事実であれば問題であると認めた相馬は、事実調査を行う事を約束する。しかし、これにより葛西の罪がなくなるわけではない。話し合っても平行線な上に、葛西は「クレジットファイルも戻ってきたし、金も戻ってきた。すべては元通りだ」と言うような事を言ったために、舞が立ち上がる。クレジットファイルがなくなった事により、関係のないサワダ建業や、一生懸命仕事を行っていた松木の心情を考えろ、経営者失格だ、と。
 結果として、松木は岡山支店に転勤、門田は1カ月の停職処分となった。社外への対応は、真藤常務に先んじて堂島専務が行っていた。松木が転勤する当日、相馬は餞別を舞に預け、松木に渡す様に頼む。松木を見送りに行った舞は、岡山視点から戻ったら一緒に食事行こうと誘う。

感想
 松木君役の成宮さんを退場させるための回でしょうか?成宮さん相変わらずのイケメンぶりでしたが、がっつり不祥事を起こしてしまいましたね。理由がどうあれ、規則を破って情報漏えいをさせたのでは、相当大きい問題ですよね。ストーリーはいつも通り、単純明快でスッキリです。必ずほぼ全員を使い切るので、たまにはミスリードを誘うような人間も入れてみたらアクセントになりそうだけれども。しかし銀行ってこんなに簡単に誰の口座の記録も見る事ができるの?だとしたらすごく怖いんですが。ちなみに丸高愛美がまたもやキャバ嬢役で登場したので、もしかしてキャバ嬢役として地位を確立しつつある?と思ってしまった。