800字クトゥルー神話掌篇を何作か書きましたが、「手乗りクトゥルー」と併せてもうひとつ、詳細を書いておくべき作品があるような気がしないでもないような気がする今日このごろです。
それは、「やれやれ、また魚か!」というお話。
この怪作を考え出した経緯については、あまり詳細に書くと波風が立ちそうなので(とはいえ僕のブログ程度では、さざ波にもなりませんが)、ちょっとぼかしますが、以下の考えが僕の中にありました。
某クトゥルー神話競作集、名だたるプロ作家がたくさん参加してるけど、どれもこれも魚人ばっかり出てくるな! それにこれ、ディープワン(深きもの)っていうより、ただの半漁人でしょ。本当にみんなクトゥルー神話好きなの? 魚人出しとけば神話作品になると思ってんの? また魚か! また魚か!
はい、ぼかしました。ぼかしましたよー。某がなんなのかは、詮索しないでくださいねー。駄目ですよー。ダメ、ゼッタイ。
それと、今回の掌篇公募でも、もしかしたら魚人ものは多いかなーという気もしてました。とはいえ、アマチュア陣のほうがむしろクトゥルー神話愛は濃いんじゃないかという予想もあったので、半漁人ではなく本格的なディープワン譚が読めるんじゃないかという期待もしていました。
とはいえ、そんな中でディープワンもので目立つためには、こうするしかない! と知恵を絞った次第でもあります。
こんな怨念思いが形を取って、ひとつの作品に仕上がりましたとさ。
めでたし、めでたし。
こうしてできた掌篇、計15作。これを全部送りましたよ。下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる、とばかりに。ここまで多くの作品を送った人って、他にいるのかしらん。いたら教えてください。
そして間もなく、選考結果が発表されたわけです──。
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