前回の続き。
初めてのミステリ小説で、いきなり840枚ぐらいの長篇を書いたって話でしたね。
タイトルは『蠱毒(仮)』だったと思います。なんかもうちょっと気の利いたタイトルつけたっけ? 覚えてない。
主人公は高校生の少年で、あるとき同年代の謎めいた少年と出会い、徐々に親しくなっていったと思ったら、自分の友人たちが次々に殺されていって……みたいな話。やがて、自分(と殺された友人たち)の過去の罪が、今回の事件の起因になっていたことが判ってくるんだけど、どう考えても謎の少年が怪しいのに、過去の罪にどう関わってくるのかが判らない……そして、なんやかんやあって、とんでもない真相が明かされるのだった! ギャフン! てな感じだったはず。
当時大いに影響を受けていた人の作品を、ごった煮にしましたね。敬称略ですが、京極夏彦、綾辻行人、ロバート・ブロック、塚本晋也、北野武、等々。アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』とか、映画『フリークス』とかも、ちょっと入ってましたね。
どこかにデータ残ってるかな? 残ってないような気がします。残ってたら、このブログで連載しましょう(嘘)。
はっきり言って習作レベルです。長けりゃいいみたいな考えが自分の中にあって、文字数稼ぎをしているような場面も多々ありました。京極さんのレンガ本に憧れてたんでしょうなあ。最初から長くしようとするのと、結果的に長くなるのとでは、わけが違うよ。
きっと今読み返したら、書いた人に殺意を覚えるぐらいの内容だと思いますが(それとも、この少年頑張って書いたなーと暖かい目で見られるか?)、なんと、なんとなんと、無謀にも、この作品を出版社に持ちこんだ人がいるらしいですよ、あなた。たぶんこのへんの行動も、京極さんへの憧憬があったんでしょうね(京極夏彦さんは『姑獲鳥の夏』を持ちこんでデビューに至り、それを受けて〈メフィスト賞〉が創設されたとか)。
持ちこみの話します?
では次回……。
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