今日のオープンチャットでは、
「自然欠乏症候群」についてお話ししました。

 

自然欠乏症候群というのは、 正式な病名ではありません。 

 

でも、

自然との接触が少なくなった現代の生活が、 心や身体にさまざまな影響を与えているのではないか、 という考え方です。 

 

今は、朝起きてスマホ。 

移動中もスマホ。 

仕事でもパソコン。 

休憩中もスマホ。 

 

気がつけば、一日中 人工的な環境の中で過ごしていることもあります。 

 

 

先日、健診に来た20代前半くらいの方がいました。 

 

診察のために看護師さんが 

「荷物をかごに入れてください」 

と声をかけたのですが、 

 

その方はスマホだけは手放せませんでした。 

 

机の上に置くことさえできず、 ずっと手に持ったまま。 

ほんの数分の診察です。 

 

スマホはとても便利です。 

私も毎日使っています。 

 

でも、 

「使っている」のではなく 

「手放せなくなっている」 

 

そんな人も増えているのかもしれません。 

 

 

自然との接触が少なくなると、 

集中しにくい 

イライラしやすい 

落ち着かない 

疲れやすい 

気分が沈む 

ストレスが抜けにくい 

 

そんな状態につながることもあります。 

 

だから、時々は自然の中に身を置く。 

 

森の国Valleyのような場所に行けたら、 

もちろん最高です。 

 

でも、誰もが簡単に行けるわけではありません。 

 

介護をしていたり、 

小さな子どもがいたり、 

移動手段がなかったり、 

金銭的な負担があったり。 

 

そんな時は、 

遠くに行かなくてもいいと思います。 

 

近所の公園でもいい。 

神社でもいい。 

木に触れてみる。 

土に触れてみる。 

鳥や虫の声を聞いてみる。 

風が肌に触れる感覚を感じてみる。 

太陽の暖かさを感じてみる。 ほんの10分でもいい。 

 

そして家の中なら、 

観葉植物を置いたり、 

家庭菜園をしたり、 

花を育てたり。 

 

大切なのは、 

「自然を見る」だけではなく、 

「自然を感じる」こと。 

 

 

週に1回でも、 意識して自然に触れる時間をつくる。 

 

私たちは、 

自然の外側にいるのではなく、 

自然の一部です。 

 

忙しい毎日の中で、 

少しだけ自然に還る時間をつくってみませんか?

 

 

 

 

こちらで毎日お話しています👇

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。