先日、「美容睡眠クリニック」という言葉を目にしました。 

 

美容睡眠? 

 

そんなものがあるんだ、とちょっとびっくり。 

 

睡眠がお肌に影響することは知っていましたが、改めて調べてみると、睡眠は美容だけでなく、脳や身体の回復にも深く関わっています。 

 

以前は「7〜9時間寝ましょう」など、睡眠時間が注目されていました。 

もちろん時間も大切。 

 

でも最近は、

・睡眠時間 

・睡眠の規則性 」

・睡眠の質 

 

この3つを合わせて考えることが大切だと言われています。 

 

たとえば、平日は睡眠不足で、週末にまとめて寝る。 

それで帳尻が合うかというと、そう単純ではありません。 

 

私たちの身体には体内時計があり、寝る時間や起きる時間が大きくずれると、身体のリズムも乱れやすくなります。 

 

特に大切なのが朝。 

起きたら光を浴びる。 

これだけでも身体に「朝ですよ」と知らせるスイッチになります。 

 

そして睡眠中、身体はただ休んでいるわけではありません。 

身体の修復や代謝が行われ、脳では老廃物を外へ運ぶ仕組みも働いています。 

 

奈々太郎との散歩スタイル

 

最近注目されている「グリンパティックシステム」です。 

 

つまり、寝ている間は「脳のお掃除時間」でもあるんですね。 

さらに睡眠は肌の回復にも関係します。 

 

高価な化粧品もいいけれど、ちゃんと眠ることも立派な美容法です。 

 

ただ、ストレスが強いと、 身体は布団に入っているのに、頭の中だけずっと会議中。 

「あの時ああ言わなければよかった」 

「明日どうしよう」 

と考え続けてしまいます。 

 

そんな時は、眠る前に今日あった「ちょっと嬉しかったこと」を一つ思い出してみる。

 美味しかった。 

誰かが笑ってくれた。 

今日も無事に一日終わった。 

それくらいで十分です。 

 

睡眠は、一日の最後に余った時間でするものではありません。 

 

肌も、脳も、心も、身体も整える時間。 

今夜は少しだけ、「眠る時間」を大切にしてみませんか。

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。