昨日は、お盆ということもあり、

「後悔しないように今を生きる」ということについてお伝えしました。 

 

人はいつか必ず死を迎えます。 

 

だからこそ、 

言いたいことを言う。 

やりたいことをやる。 

 

それは大切なことだと思っています。 

 

でも、 

「言いたいことを何でも言えばいいのか?」 

というと、私は少し違うと思っています。 

 

 

たとえば、 

 

「なんでいつもそうなの?」 

「お酒ばっかり飲んで」 

「少しは子どもの面倒を見てよ」 

 

こういう言葉の奥には、 

 

「私はつらかった」 

「寂しかった」 

「分かってほしかった」 

「もっと大切にしてほしかった」 

 

そんな思いがあるかもしれません。 

 

私は、こちらの方が本音なんじゃないかなと思っています。 

 

相手を責める言葉ではなく、 

自分が本当はどう感じていたのか。 

本当はどうしてほしかったのか。 

 

そこに気づくこと。 

 

私自身、以前は夫に言いたいことがなかなか言えませんでした。 

 

怒らせたらどうしよう。 

関係が悪くなったらどうしよう。 

 

そんな怖さがあったからです。 

 

 

だから、無理に相手に本音を伝えなくてもいいと思っています。 

 

まずは、 

「本当は嫌だった」 

「本当は悲しかった」 

「本当はつらかった」 

 

と、自分が自分の気持ちに気づいてあげる。 

 

そして、そのとき身体にも少し意識を向けてみる。 

 

胸がキュッとしていないか。 

肩や背中に力が入っていないか。 

お腹が重くなっていないか。 

 

感情と一緒に、身体もいろんな反応をしています。 

 

自分を生きるということは、 

好き勝手に生きることでも、 

何でも言いたいことを言うことでもない。 

 

自分が何を感じ、 

何を望んでいるのか。 

 

まず、自分自身がそれに気づいてあげること。 

 

それが、 

「自分を生きる」ことの始まりなんじゃないかなと思います。

 

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。