痛風や中性脂肪、肝機能の異常。

 

お酒が原因の一つだと分かっていても、

「お酒はやめられません」
「薬で何とかしてください」

とおっしゃる方がいます。

 

お酒には、

単なる飲み物以上の役割があります。

 

一日のご褒美。
仕事から解放されるスイッチ。
緊張や不安を和らげるもの。

 

最初は、

「楽しくなりたい」
「気分をほぐしたい」

という、プラスを得るための飲酒です。

 

けれど依存が進むと、

「飲まないと落ち着かない」
「眠れない」
「イライラする」

という、マイナスをゼロに戻すための飲酒に変わることがあります。

 

 

だから大切なのは、

ただ「やめる」ことではなく、

 

自分が

お酒をコントロールできているか。

お酒にコントロールされていないか。

に気づくことです。

 

黒トンボ分かります?

 

 

健康診断は、

病気を見つけるだけではありません。

 

尿酸値、中性脂肪、肝機能、血圧などを通して、

今のお酒とのつき合い方を体がどう受け止めているかを知る機会です。

 

 

楽しむお酒は、

人生を豊かにしてくれます。

 

でも、

健康を害するお酒になっているなら、

量を減らす、

休肝日を作る、

飲酒量を記録するなど、

小さな見直しを始めてみてください。

 

 

健康診断を、

お酒との関係を見直すきっかけにしてほしいと思います。

 

 

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。