毎日、厳しい暑さが続いています。
この時期にふらつきや立ちくらみがあると、「熱中症かもしれない」と考える方も多いと思います。
もちろん、熱中症を疑うことは大切です。しかし、降圧剤を服用している方に、もうひとつ気をつけていただきたいのが、血圧の下がりすぎです。
暑い時期は、体の熱を逃がすために血管が広がり、血圧が下がる傾向があります。そのため、いつもと同じ量の降圧剤を服用していても、人によっては血圧が下がりすぎてしまうことがあります。
ふらつき、立ちくらみ、だるさなどがある場合には、熱中症だけでなく、血圧が低くなりすぎていないか確認してみましょう。
特に、収縮期血圧が100mmHg前後、または普段よりも大きく低下していて症状がある場合には、降圧剤の調整が必要になることがあります。
外来に来て頂いている患者様も、この時期だけ、減量したり、休薬し、秋に元に戻す方がいらっしゃいます。
この時期は、いつもよりこまめに血圧を測り、記録しておくことが大切です。
ただし、降圧剤を自己判断で減らしたり、中止したりするのは避けてください。
血圧が低い状態が続く場合や、ふらつき、立ちくらみなどの症状がある場合は、早めに主治医へ相談しましょう。
ご家族の中に降圧剤を服用している方がいらっしゃる場合も、ふらつきや立ちくらみがないか、血圧が下がりすぎていないか、気にかけてあげてくださいね。


