私は3人きょうだいの真ん中で育ちました。
「お姉ちゃんなんだから、我慢しなさい」
そう言われることが多く、
自分だけが我慢させられているように感じていました。
だから、素直に人を応援できないこともありました。
自分より恵まれている人、
評価されている人、
自由に生きているように見える人を見ては、
うらやましくなり、僻んでいました。
専門医資格はない。
博士号も取っていない。
大病院の肩書もない。
周りの医師と比べては、
「こんな自分ではダメだ」
「私には何もない」 と思っていました。
けれど今は、 少し違う見方をしています。
渡邉有優美さんの『巡りの法則』には、 「ならしか理論」という考え方があります。
「私ならできる」
「私にしかできない」
専門医資格や博士号がなくても、
長年、内科医として目の前の患者さんと向き合ってきました。
病気だけではなく、
その人の我慢や生き方、
心と体のつながりを見てきました。
内科医の私なら、
心と体のつながりを伝えられる。
長年、人の人生と身体を診てきた私にしか、
伝えられないことがある。
劣等感は、 自分に足りないものを教えるだけではありません。
その奥には、
「本当は何をしたいのか」
「自分だからこそできることは何か」 という問いが隠れています。
劣等感は、 自分を否定する材料ではなく、
自分の使命に気づく入口なのかもしれません。
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