私の継続セッションを受けてくださっている方から、嬉しいご報告がありました。
その方は、これまでずっと、
「悲しい」
「なんだか悲しい」
という言葉が、口ぐせのようになっていたそうです。
何か特別に悲しい出来事があった時だけではありません。
日常の中で、気づくと「悲しい」という言葉が口から出ていたのです。
継続セッションの中で、その方はリバース(生まれ直しのワーク)を受けられました。
このワークは、過去を消したり、無理に前向きになったりするものではありません。
心の奥に残っている感情に触れ、置き去りにしてきた自分を受け止め、今の自分として新しい感覚を選び直していくものです。
ワークのあと、すぐに楽になったとおっしゃっていました。
そして、ある時ふと気づきました。
「そういえば、最近『悲しい』って言っていない」
言わないように我慢したわけでもありません。
前向きな言葉に置き換えようと頑張ったわけでもありません。
いつの間にか、自然と口から出なくなっていたのです。
口ぐせは、単なる言葉の習慣ではないことがあります。
その奥には、長い間抱えてきた感情や、幼い頃からの思い込みが隠れていることがあります。
「悲しい」
「どうせ私なんて」
「私が我慢すればいい」
そんな言葉が何度も出てくる時、無理に言葉だけを変えようとしなくても大丈夫です。
まずは、その言葉の奥にどんな気持ちがあるのかを、優しく見てあげること。
心の奥にある思いが癒やされていくと、言葉はあとから自然に変わっていきます。
「悲しい」と言わなくなったことは、単に口ぐせがなくなっただけではありません。
過去の悲しみの中で生きるのではなく、今の自分として生き始めた。
そんな静かな生まれ直しが起きているのだと、私は感じています。
私は、こうした心と体のつながりを、もっと多くの方に知っていただきたいと思っています。
不調や生きづらさの背景には、その人が弱いからではなく、長い間、自分を守るために身につけてきた思考や感情のクセがあることがあります。
その仕組みを知り、自分を責めるのではなく、心と体の両方から整えていく方法を、一冊の本にして届けたい。
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