先日、外来に来られたおじいさん。
帯状疱疹後神経痛があり、長く痛みに苦しんでおられます。
表情を見ても、本当につらそうです。
私は、なんとか少しでも楽にして差し上げたいと思い、
「こういう方法もありますよ」
「少し試してみませんか」
と声をかけます。
けれど、そのたびに断られてしまいます。
「もういいです」
「大丈夫です」
そう言われるのです。
でも、決して大丈夫には見えません。
もしかすると、その方の中には、
人に迷惑をかけたくない。
これ以上、手を煩わせたくない。
年を取ったのだから仕方がない。
痛くても、我慢するしかない。
そんな思いがあるのかもしれません。
同居の娘さんに薬を塗ってもらうようにと伝えても、「娘に頼めん」とおっしゃいます。
雨の中の散歩
自分を後回しにする人は、つらいときほど「助けて」と言えないことがあります。
人に頼らず耐えることが立派だと思っている。
我慢することが、周囲への思いやりだと思っている。
けれど、
「痛い」
「つらい」
「なんとかしてほしい」
と伝えることは、弱さではありません。
自分の体を大切にするための、大切な行動です。
完璧主義のクセ。
我慢するクセ。
人に合わせすぎるクセ。
不安を抱え込むクセ。
怒れないクセ。
これらに共通しているのは、
自分の気持ちや体のつらさよりも、周囲への配慮や「こうあるべき」を優先してしまうことです。
本当は苦しいのに、
「まだ我慢できる」
「これくらいで頼ってはいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
と、自分に言い聞かせてしまう。
そうして、体から出ている大切なサインまで後回しにしてしまうのです。
自分を後回しにする人に必要なのは、もっと頑張ることではありません。
つらいときに、つらいと言うこと。
助けてもらえるときに、助けを受け取ること。
それもまた、自分の健康を守る力です。
私は、内科医として30年以上、多くの患者さんを診てきました。
その中で、病気や不調の背景には、生活習慣だけでなく、
「ちゃんとしなければ」
「私さえ我慢すれば」
「人に迷惑をかけてはいけない」
という、長年の思考や生き方のクセが関係していることがあると感じてきました。
だから私は今、
自分を後回しにして頑張り続けてきた人が、体のサインに気づき、自分を大切にできるようになる本を届けたいと思っています。
現在、その本の出版を目指して、全国出版オーディションの本選に挑戦しています。
出版は、私一人の力では実現できません。
この本を必要としている人に届けるために、皆さまのお力を貸していただけたらうれしいです。
本選は7月11日です。
応援チケットの購入が、私への一票になります。
「この本を届けてほしい」
「自分を後回しにしている人に読んでほしい」
そう感じていただけましたら、投票という形で応援していただけないでしょうか。
皆さまからいただく一票を、大切に受け取り、必ず必要な人へ届ける力に変えていきます。
投票方法の詳細は、こちらからご覧いただけます。
【投票・応援チケットはこちら】
公式LINE https://lin.ee/W0a1n6t
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