今日は朝6時から、

全国出版オーディションの主催者である岡崎かつひろさん、通称かっちゃんのVoicyに出演させていただきました。 

 

 

かっちゃんは、ファイナリスト一人ひとりをインタビューしてくださっています。 

実は私がトップバッターということもあり、前日からとても緊張していました。 

 

どんなふうに話したらいいのだろう。 

ちゃんと盛り上がるのだろうか。 

そんなことを考えて、ドキドキしていました。 

 

ファイナリストのグループで、 

「何か用意・準備しておいた方が良いことはありますか?」 と質問したところ、こんなお返事をいただきました。 

「可能なら何件か聞いてみて、 盛り上がる人、盛り上がらない人の違いに気づいてもらえたら嬉しいです(^^) じつはこれ、かなり重要な著者力です。」 

 

それを聞いて、かっちゃんの以前の対談を何件か聞かせていただきました。 

 

でも…

違いが分からない😅 

 

 

かっちゃんの相槌や間の取り方が絶妙すぎて、どの対談も自然に盛り上がっているように感じたのです。 

「私の対談が盛り上がらなかったらどうしよう」 

そんな不安もありましたが、考えても仕方がない。 

 

そこで、私の特技である 「なんくるないさー」 を発動することにしました。 

なんくるないさーとは、沖縄の言葉で「なんとかなるさ」という意味です。 

 

 

 

実際に始まってみると、かっちゃんのリードと明るい笑い声に助けられ、とても楽しくお話しさせていただくことができました。 そして、収録後の楽屋トークで、私はオーディションとはまったく関係のない質問をさせていただきました。 

 

「かっちゃんの、行動し続ける原動力って何ですか?」 

私の外来に来られる方は年配の方が多いのですが、ある意味、人生をどこかで諦めてしまっているように感じることがあります。

 

一方で、かっちゃんは失敗しても、失敗しても、挑戦し続けている。 

その力はどこから来るのだろう。 

それを聞いてみたかったのです。 

 

 

すると、かっちゃんは一見、順風満帆に見えるけれど、実は約1年間、車上暮らしをしていたことがあると話してくださいました。

そんな時に出会ったのが、林正孝先生の講演会だったそうです。 

 

林先生は、よく失敗談をされていたそうです。 

「失敗という小石を積み上げて、できた山を成功という」 

「人生の経験は、すべてネタになる」 

 

その言葉を聞いて、かっちゃんはすごく楽になったそうです。 

そして、車上暮らしの経験さえも楽しくなり、どんなことも前向きに捉えられるようになったと話してくださいました。 

 

 

その話を聞いた時、私は父のことを思い出しました。 

父も私が子どもの頃、いろいろな話をしてくれました。 

患者様との関わりの話。 

研究で失敗した話。 

思うようにいかなかった話。 

子どもの私は、それをただ聞いていただけでした。 

 

でも今思うと、大人が失敗した話を子どもに聞かせてくれることは、とても大切なことだったのかもしれません。 

「大人でも失敗するんだ」 

「失敗しても、人生は終わらないんだ」

「むしろ、その経験が人を深くするんだ」 

そんなことを、言葉ではなく、空気として受け取っていたように思います。 

 

成功した話だけを聞くと、人は「失敗してはいけない」と思ってしまいます。 

でも、失敗した話を聞くと、人は少し安心します。 

転んでもいい。 

間違えてもいい。 

そこからまた歩けばいい。 

 

そして、いつかその経験は、誰かを励ます話になるかもしれない。 

かっちゃんとの対談を通して、出版オーディションの話だけではなく、人生そのものについて、大切な気づきをいただきました。

 失敗は、隠すものではなく、積み上げていくもの。 

そして、その小石の山が、いつか誰かの道しるべになるのかもしれません。

 

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。