何か行動するとき、
人には必ず動機があります。

 

やりたいから動く。
必要だから動く。
誰かのために動く。
でも時には、損をしたくないから動くこともあります。

 

最近、ふと思いました。

私は、つい「損か得か」で判断してしまうことがあるのではないか、と。

東京や大阪で開催されるイベントのお誘いを受けた時に、愛媛に住んでいるため、気軽に行ける距離ではないため、慎重になってしまいます。

 

 

でも、目的を持って行動することも大切です。
では、「目的」と「損得」は何が違うのでしょうか。

 

目的を持つとは、

「私はこれを通して何を実現したいのか」
「誰に何を届けたいのか」
「どんな未来につながってほしいのか」

という方向を持つこと。

 

一方、損得で判断するとは、

「私が損しないか」
「得できるか」
「評価されるか」
「傷つかずに済むか」

という、自分を守る計算が中心になること。

 

もちろん、損得を考えることが悪いわけではありません。

損したくない。
傷つきたくない。
報われたい。

それは自然な感情です。

 

でも、損得が中心になると、
人はだんだん動けなくなります。

お願いできなくなる。
本音を言えなくなる。
失敗しない範囲でしか動けなくなる。
相手の反応に一喜一憂してしまう。

 

一方で、目的が中心にあると、
損得は「現実を見るための情報」になります。

時間をどう使うか。
誰に声をかけるか。
どこまで無理をしないか。

それは損得ではなく、
目的を形にするための知恵です。

 

迷ったときは、自分にこう聞いてみる。

これは、私の大切にしたい目的に近づく判断だろうか。
それとも、損しないため、傷つかないためだけの判断だろうか。

 

善悪で判断するとは、
大げさな正義ではなく、

得をするかよりも、
自分の内側がまっすぐでいられるか

を大切にすることなのだと思います。

 

 

損得をなくすことはできない。
でも、損得に人生のハンドルを渡さないことはできる。

人と人とのご縁も大切にしたい。

会いたい人に会いに行く。

 

自分の内側がまっすぐでいられる選択を、
ひとつずつ重ねていきたいと思います。

 

 

 

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。