私たちは、親からいろいろなものを受け継いでいます。
顔立ち、体質、考え方、価値観、習慣。
でも、それだけではありません。
親や祖父母の世代が経験した 悲しみ、恐れ、我慢、生きづらさまで 知らないうちに受け継いでいることがあります。
これを「世代間トラウマ」といいます。
たとえば、親がつらい経験をして 弱音を吐かずに生きてきた人だった場合。
その子どももまた、
「我慢しなければいけない」
「人に迷惑をかけてはいけない」
「感情を出してはいけない」
と感じながら育つことがあります。
親が直接そう言わなくても、 家庭の空気、表情、声のトーン、緊張感から 子どもは感じ取っていきます。
そして大人になってからも、 人の顔色を見すぎたり 自分の気持ちを抑えたり 無意識に同じ子育てをしてしまうことがあります。
私も子どもが小さい頃、子どもに怒った時に、
「母親と全く同じ怒り方をしていた!」と気づいたことがありました。
でも、これは 親が悪い、祖父母が悪い という話ではありません。
みんな、その時代を精一杯生きてきたのだと思います。
大切なのは、責めることではなく
「これは受け継いできた反応かもしれない」 と気づくこと。
気づいた時から、 無意識の繰り返しは 意識的な選択に変えていけます。
私は、我慢ではなく対話を選ぶ。
私は、支配ではなく信頼を選ぶ。
私は、子どもに 「感情を出しても大丈夫」 と伝えていく。
世代間トラウマは、 気づいた人から少しずつほどいていけます。
過去を否定するのではなく、 受け継いできたものに気づき、 もう苦しみになるものは ここで手放していく。
そうやって、 次の世代へ渡すものを 変えていけるのだと思います。
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