今日は節分。 

そして、明日は立春。 

 

暦の上では、

明日から新しい一年が始まります。

 

 節分は「区切りの日」。

 立春は「始まりの日」。 

 

この節目に、

何より大切なのは何かを頑張って始めることよりも、まず 不要になった感情を手放すこと かもしれません。 

 

 

 

 

私たちは一年を通して、 

知らず知らずのうちにたくさんの感情を溜め込んでいます。 

 

我慢した気持ち 

飲み込んだ怒り 

抑えた悲しみ 

言葉にならなかった不安 

それらは悪いものではありません。 

 

ただ、「もう役目を終えた感情」も、

確かに存在します。 

 

新しい流れに入る前に、 

心の中にある古い荷物を一度下ろす。 

 

それだけで、 

身体の緊張がふっと緩み、 

呼吸が深くなり、 

次の季節を迎える余白が生まれます。 

 

今日は、

ぜひ静かな時間を少しだけ取って、 

こんな問いを自分に向けてみてください。

 

 今、何を感じている? 

その感情を感じてもいい? 

その感情を手放しますか? 

いつ?答えが出なくても大丈夫。 

 

ただ問いを向けるだけで、 

心は自然に整い始めます。 

 

節分は、鬼を追い出す日。 

でも本当は、

 「外にいる鬼」ではなく 

「自分の中で握りしめ続けてきた感情」をそっと解放する日なのかもしれません。 

 

明日から始まる新しい一年が、 

軽やかで、静かで、 

自分に正直な一年になりますように。 

 

立春を迎えるこのタイミングで、 

まずは心を、ひとつ空けてみませんか。

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山育ち。現在、愛媛県松山市在住。

医師として30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。