「痛み止めなら、とりあえずロキソニン」
そう思っている方、実はとても多いです。
確かにロキソニンは、
歯痛や腰痛などの強い痛みによく効く薬です。
その一方で、体への負担があることも、あまり知られていません。
ロキソニンは、
胃の粘膜を傷つけやすく、
胃痛や胃潰瘍、
出血を起こすことがあります。
また、腎臓に負担をかけたり、
血圧を上げたりすることもあります。
特に、空腹時の服用や、
連日使い続けることには注意が必要です。
一方、カロナールは、
胃や腎臓への負担が少なく、
発熱や頭痛などには十分な効果があります。
妊娠中や高齢の方、
お子さんにも使われている、
安全性の高い薬です。
ただし、量を守らずに使うと、
肝臓に負担がかかることがあるため、
用法・用量は必ず守りましょう。
医師としてお伝えしたいのは、
「効く薬が一番良い薬」ではない、
ということ。
まずは体にやさしい選択を。
必要なときに、必要な強さの薬を使う。
それが、
自分の体を守る、
いちばん賢い痛み止めの使い方です。

