「馬を水辺に連れて行くことはできても、水を飲ませることはできない」
この慣用句、聞いたことがありますか?
「いくら導いても、最終的に行動するのは本人だ」という意味。
一見もっともらしいのですが、私はこの言葉が大嫌いなんです。
なぜかというと――
この言葉を使うとき、そこにはこんな心理が隠れているからです。
「私はこんなにしてあげているのに、できないのはあなたのせい」
「私は悪くない、悪いのはあなた」
つまり、他責思考です。
そしてその奥には、諦めと悲しみが潜んでいる。
おそらくその人は、 「どうにもならない」と感じた経験があるのでしょう。
一生懸命やったのに届かず、 悲しい思いをしたことがあるのでしょう。
でもね――
子どもたちは待ってくれません。
一人の教育者が変わるだけで
たった一人の教育者が変わるだけで、 こんなにも世界が変わります。
子どもたちの笑顔が増える
子どもたちの自己肯定感が上がる
子どもたちが「できる」と信じられるようになる
だから、諦めない。
一人の教育者が変われば、子どもが変わる。
一人の医療者が変われば、患者様が変わる。
小さな変化の積み重ねが、社会のパラダイムを変えていく。
私は信じています。
人は、いつからでも、どんな状況からでも変われる。
だから今日も、
「心と体のつながり」を伝え続けていきます。
オープンチャット「野上徳子の“病は氣から”」
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