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あなたの子は、あなたの子であるが、あなたの所有物ではない。
あなたを経てきたが、あなたから来たわけではない。
あなたと共にいるが、あなたに属してはいない。
あなたは愛情を与えるが、考えを押し付けてはいけない。
なぜならば、彼らには彼らの考えがあるからだ。
あなたが彼らのようになる努力をしたとしても、
彼らがあなたのようになるように仕向けてはいけない。
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愛を紡いだ詩人、レバノン出身の詩人・画家、カリール・ジブラーン(1883年 〜 1931年)の詩です。
私は子供に対して、
「勉強しなさい」
「お手伝いしなさい」
「お片付けしなさい」
など、
いつもいつも命令口調で、コントロールしようとしていたことに気付きました。
私自身もそのように育てられたので、それが正しいと思っていたからです。
でも、間違っていました。
子供が不登校になって初めて気付きました。
それに気付いたからといって、すぐに手放せたわけではありません。
また、ついつい
「宿題やった?」
など言ってしまっていました。
ジブラーンの詩は、子どもを信じて「ひとりの人」として尊重することの大切さを、そっと教えてくれているように思います。
私がどうやって手放せたのかについても、少しずつ綴っていきたいと思います。