入学、卒業、引っ越し、就職、転職、結婚、出産……
人生には、節目ともいえる「転換期」が何度も訪れます。
こうした外的な環境の変化は、私たちの心や体に大きな影響を与えます。
それが良い方向に作用することもあれば、
知らず知らずのうちにストレスとなり、体調を崩すきっかけになることもあります。
実際、私は病気を抱える方のカウンセリングをしていますが、
その原因や引き金が「人生の転換期」にあることは少なくありません。
昨日、僧侶の浦上哲也さんと対談させていただきました。
浦上さんは『死の体験旅行®』というワークショップを、12年間で5,000人以上に提供されてきた方です。
私も5月にこのワークに参加しました。
体の機能が少しずつ失われていくプロセス。
そして、大切なもの、出来事、人とのつながりを、一つひとつ手放していく感覚。
それは「死」を疑似体験することで、逆に「生」を深く味わう時間でもありました。
ふだんの日常では見えなかった“本当に大切なこと”が、見えてくる。
そんな不思議な感覚を味わえる体験でした。
「このワークを受けて、人生が変わったという方はいますか?」
そんな私の問いに、浦上さんはこう答えました。
「人生の転換期にある人が受けに来られます。」
人生の転換期にこそ、
「私はどう生きたいのか?」
「何を大切にしたいのか?」
そうした“自分の本音”に耳を傾けることが、とても大切です。
そして実は、人生の転換期でなくても、
こうした“死を見つめる”体験は、私たちに大切な気づきをくれます。
立ち止まって、
今ここにいる「自分自身」と静かに向き合う時間。
それは、
これからを生きていくための“力”になる。
私はそう信じています。
開催日:2025年7月19日(土)・20日(日)
場 所:オンライン開催(アーカイブ視聴あり)
参加費:無料
登壇者:船越康弘さん、池川明さん、柴田久美子さん ほか多数
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