お仏壇を迎えることになりました

 

義母が旅立ち、
この数週間はさまざまな手続きに追われていました。

 

 

そのなかで、お寺のご住職から
「仏壇とお位牌をご用意ください」と言われ、
先日、仏壇店に行きました。

 

 

最近のお仏壇は、昔ながらの格式あるものに加え、
今の暮らしに合ったコンパクトでシンプルなものや、
モダンなデザインのものまで、実に多種多様。

 

 

迷いに迷った末に、
私たち家族の今の暮らしにちょうど良い、
小さな卓上型のお仏壇を選びました。

 

 

49日までは、毎日お供えをする習わしがありますが、
正直に言えば、少し前の私だったら、
「面倒だなあ…」と感じていたかもしれません(笑)

 

 

でも今は、毎朝手を合わせるひとときが、とても穏やかで、心地よいのです。

 


静かに感謝を伝える時間が、こんなにも心を整えてくれるとは…。

お仏壇が届く日が、今から楽しみです。

 


こんなふうに感じている自分に、ちょっと驚いています。

こうして死と向き合うことで、今を大切にする感覚が、少しずつ私の中に育っているのかもしれません。

 

 

 

2025年7月19日(土)、20日(日)に

『医療のパラダイムシフトサミット~死を通して“今”を生きる力を取り戻す~』

オンラインイベントを準備中です。

 

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野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(潜在意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。