「死にたきゃ、死ねばいいさ」

 

この言葉は、

がんサバイバーの髙原和也さんが、医師から「余命2〜3週間」と告げられたときに、沖縄の“ユタ(霊能者)”からかけられた言葉だそうです。

 

 

一見、あまりにも冷たくて、心をえぐられるような言葉。

 

「そんなひどいこと、どうして言えるの?」
「人の気持ちなんて、何もわかってないんじゃないの?」

そう感じる方もいると思います。

 

 

実際、髙原さんご自身も、最初はそう思ったそうです。

 

でも──
その言葉によって、彼は気づいたんです。

 

 

「自分はもう死ぬんだ」と、どこかで思い込んでいた。
自分で勝手に、「死ぬ前提」で生きようとしていた、と。

 

 

その瞬間、視界が変わったそうです。

「生きるのか、死ぬのか」
それを決めるのは自分だ。

 

 

そう腹をくくったとき、彼の内側で何かが大きく動き出しました。

生きる方向へと、人生がシフトしていったのです。

 

詳しい経緯はこちらからご覧いただけます↓
 髙原和也さんのブログ

 

 

 

 

医者の言うことを、信じちゃいけません!

 

 

 

私たちは、つい医者が言うことを、信じきってしまいがちです。

 

 

でも、どうか覚えておいてください。

医師の言葉は、あくまで“統計”のひとつ。
数字は、人の命を測ることなんてできません。

 

 

「余命○ヶ月」と言われたからって、そこでカウントダウンを始めなくていいんです。

 

あなたの命は、数字じゃない。
あなたの生きる力は、計算じゃ測れない。

 

 

 

どうか──

「生きる」と、自分で決めてください。

 

 

 

誰かのためじゃない。

親のためでも、子どものためでも、パートナーのためじゃない。

 

 

自分自身のために「生きる」と。

 

 

今ここで、「私は生きる」と。
それだけで、人生は変わります。

 

 

そのお話は、また次回のブログでお伝えしますね。

今日も読んでくださって、ありがとうございました。

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。現在、愛媛県松山市在住。

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。