わら塾2期に参加させていただきました。

私は2日目の朝食からの合流でした。

 

というのも、前日は愛知・豊橋で開催された「人生ここからフェス」に参加していて、その日の夜に岡山に戻り、翌朝レンタカーを借りて、高梁市のWaRaへ向かいました。

 

 

その朝、迎えてくれたのは
船越さんが心を込めて作ってくださった朝食でした。

 

干しぶどうパン
卵焼き
サラダ
スープ
果物

 

 

一見すると、なんてことのない、
どこにでもあるような普通の朝食。

 

 

朝食の写真を取り損ねましたアセアセ

こちらは昼食のカレーと2年もののらっきょう漬け

 

 

でも――
その一口目で、私は震えました。
そして、自然と涙がこぼれました。

 

 

野菜一つひとつに声をかけ、大切に育て、
そして「ありがとう」と感謝しながら、
丁寧に料理されるその姿勢。

 

 

その想いが、ちゃんと料理に込められていて、
言葉では言い表せないほどの温かさと深さがありました。

 

 

味わいの粒子がとても細かくて、
体のすみずみまで、やさしく染み渡っていくような感覚。

 


飲み込んだ後、すっと消化されて、
すぐにエネルギーとなって自分の一部になっていくような――

そんな「いのちのごはん」でした。

 

 

「美味しい」だけじゃない。
「体にいい」だけでもない。
その両方が、こんなにも自然に調和している食事。

 

 

こんなごはんを、私も作りたい。
そして、家族に食べさせてあげたい。
心からそう思いました。

 

 

これまでにも、マクロビオティックや玄米菜食など、
体によい食事についていろいろと学んできました。

 

でも、どこか難しそうだったり、ピンとこなかったり……。

だけど、今回のわら塾の食事は違いました。

 

 

シンプルで、
美味しくて、
体にもやさしくて。

 

 

「こんなふうに生きたい」と思わせてくれる、そんな体験でした。

次の講座が、今からとても楽しみです。

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。愛媛県松山市在住。

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。