健康診断にふさわしい服装とは?

 

こんにちは、徳子です。
今日は「健康診断にふさわしい服装」について、ポイントをまとめてみたいと思います。

検査をスムーズに受けるためにも、服装の選び方はとても大切です。

 

基本の服装は「着脱しやすく、シンプルに」

 

健康診断では、脱ぎ着しやすい上下セパレートの服が基本です。

男女ともに、綿素材のTシャツやカットソー、ウエストがゴムのボトムスなど、ゆったりとしたものが適しています。

 

足元は、ストッキングやタイツよりもソックス、脱ぎ履きしやすい靴(スニーカーやローファーなど)がおすすめ。

冬は厚着を避けて、Tシャツ+カーディガンなど重ね着スタイルにすると便利です。

 

 

 

避けたい服装・アイテム

 

検査の妨げになるものや、着脱に時間がかかるものは避けましょう。

  • ワンピース、サロペット(上下が一体の服)

  • スキニーパンツ、ジーンズ(脱ぎにくい)

  • ブーツ、編み上げ靴(着脱が手間)

  • アクセサリー類、腕時計、ネクタイ

  • 金属・プラスチック付きの下着、ブラトップやスポーツブラ(X線検査で影が映る可能性)

 

 

男性の場合の注意点

 

Tシャツやシャツの中にインナーを着ておくのがベスト。

ベルト付きのズボンを履く場合は、素早く外せるタイプがおすすめです。

心電図や胃カメラ検査では上半身を脱ぐ場合があるので、インナーは無地で薄手のものを選ぶとよいでしょう。

 

 

 

女性の場合の注意点

 

女性は特に下着に注意が必要です。

ブラジャーは金具やアジャスターがX線に映るため、検査前に外すことを指示されることがあります。

検査に備えて、外しやすいブラを着用するか、羽織り物で調整しましょう。

ストッキングやタイツ、装飾のある服、厚手のかぶりタイプの服などは避け、検査しやすい服装で臨んでください。

 

 

 

健康診断は、自分の体と向き合う大切な時間。
気持ちよくスムーズに受けられるよう、服装から整えていきましょうね。

 

 

 

 



野上徳子(のがみとくこ)
内科医・心理カウンセラー
1967年生まれ、岡山県育ち。愛媛県松山市在住。

30年診療に携わる中で、昔から‟病は氣から”というように病気の原因は氣(意識)が大きく関わっていることに気付き、現在は、病気や生きづらさの中に生きる価値を見出し、本当の自分として命を輝かせて生きるサポートをしています。