医療のパラダイムシフトサミットを開催して、私が本当に伝えたかったこと
こんにちは。医師・心理カウンセラーの野上徳子です。
昨年、
2024年6月にオンラインイベント
「医療のパラダイムシフトサミット」を開催いたしました。
2日間にわたり、約2,800名の方にご参加いただき、
本当にたくさんの気づきと感動に包まれた時間となりました。
このサミットを通じて私が一番伝えたかったのは、
「病は氣から」
――つまり、心の状態が私たちの身体に深く影響している
ということです。
心と身体を切り離さない医療へ
私は30年以上、医師としてたくさんの患者さんと向き合ってきました。
薬で症状を抑えることが必要な場面ももちろんありますが、
「それだけでは本当の意味で健康とは言えない」と、
強く感じるようになりました。
なぜなら、
体の不調の根っこには「心の癖」や「思い込み」「感情の抑圧」などが
隠れていることがとても多いからです。
昨年のサミットでは、
そんな想いに共感してくださった素晴らしい登壇者の方々に
お集まりいただきました。
がんから生還された方、感情と身体のつながりを研究する方、胎内記憶を語る先生、
そして心と言葉で人を癒す医師たち――。
みなさんの言葉には、それぞれの実体験と確信がありました。
参加された皆さんも、その熱量は伝わってきました。
自分の健康を、自分の手に取り戻す
私は、今こそ私たち一人ひとりが「自分の身体の主導権を自分で取る」時代だと
思っています。
医療に依存しすぎるのではなく、自分の身体と心の声に耳を傾ける。
症状を敵と見るのではなく、大切なメッセージとして受け取ってみる。
そうやって内側とつながっていくことが、
本当の意味での“健康”につながるのだと私は信じています。
サミットを終えて
「こんな話が聞きたかった」
「涙が止まりませんでした」
「心がふっと軽くなりました」
そんな感想をたくさんいただきました。
主催者として、これほど嬉しいことはありません。
このサミットをきっかけに、
一人でも多くの方が「心と身体を大切にする生き方」を
思い出してくださったら、本当に嬉しいです。
これからも、
医療の枠を超えて「人が本来の自分を取り戻すサポート」をしていきたいと、
改めて強く感じた2日間でした。