身体は心のメッセージ
身体の声を聴く
内科医・心理カウンセラーの
野上徳子です
先日の相談内容が
私の心にずっと残っていました
それは、
「人生変わっていると思うのに
同じところをぐるぐるしている
人生の流れを変えるのに何をしたらいいのか?」
というものでした
私が彼女に対して感じた
胸がもやもやしている感じ、重い・・・
胸の奥に小さな喜び
小さな、小さな喜びを感じ、味わう感覚
そして、らせん、大きな潮流・・・
お金は重要じゃない
焦る必要もない
日向ぼっこして、のんびり過ごしている
丁寧に味わって生活している
生活する中で
生きていることの喜びを感じている
ささやかな当たり前の小さな、小さな事に感動している
花が咲いたら感動し
雨が降れば感動し
カエルの声に感動し
アリの行列に感動し
季節の変化に感動している
生命の喜びに満ち溢れている
心にも丁寧に、丁寧に向き合っていく
丁寧な生活をすることで
‟生きる喜び”を見出していく
それが
『生きること』
その姿をみて、人が感動する
決して華やかではないけれど
丁寧な生活に人は憧れる
変わっていないようで
少しずつ、らせんを描くように上昇している
外の世界がどんなに変わろうと
丁寧な生活をすること
日常の小さなことに喜びを見出すことは変わらない
そのように過ごしていくことが
大きな潮流に乗ることかもしれない
このようなお話を彼女にしました
でもこれは
私のこと
お盆で長女が県外から帰ってきました
ほんの1週間の滞在でしたが
家族がひとり増えただけで
家が明るく華やぎました
居なくなって
「淋しいな・・・」と主人
生きる意味
生きる目的は何か?
それを果たさないといけない
何か大きなことをしないといけないのではないか
そうじゃない自分には価値がない
そう思って
自分を責めていました
当たり前は当たり前じゃない
日常のほんの些細なことや
小さな変化に喜びを感じて
今を生きる