身体は心のメッセージ
身体の声を聴くDr.とくこです。
その症状は何を伝えているのでしょうか?
糖尿病で通院中の60代の女性の方
腰痛で整形外科に通院していましたが
リハビリは一時良くなっても、また痛みがでてくる
痛み止めの薬を飲むと痛みは軽くなるが、
胃が痛くなる(鎮痛剤の副作用)
薬を変えても同じだそう
結局、腰痛は治らず
整形外科に通うのもやめ
痛み止めの薬も飲むのをやめたといいます。
“この方は、何のために腰痛を出しているんだろう?“
1月に父が亡くなり
2月に母が転倒した時、倒れた母を起こそうとして腰を痛めたという
私:「もしかして、お父さんが心の支えでした?」
女性:「そうなんです。お父さんはなんでもしてくれました。
何もかもが私に回ってくるんです。
夫もしてくれるけど、結局私に回ってくるんです。」
私「お父さんの愛から、回してくる…
お父さんの愛が『お前に任せるよ』と言っているんだとしたら?」
女性「お父さんの遺影が怒っている顔の時と笑っている顔の時があるんです(涙)」
腰は『人生のサポート、生きることへの支え、重要な決断決行』などを象徴しています。
経済的な不安がある時にも症状として出ることがあります。
内科医
トランスフォーメーショナルコーチ®
野上 徳子