1月に入り、そろそろ鼻がムズムズしてきている人もいるかもしれませんね
私も花粉症でした
「でした。」って過去形?!
てことは、薬を使ったってこと?
もしくは、レーザー治療したんでしょう?
どちらも違います
私は花粉症を辞めました!
正確に言うと、
花粉症でいる自分を辞めました!!
私は生来健康で、病気はしたことがありません
風邪くらいは引いたことありますが、病気にはなったことがありませんでした
あんなに分厚い医学書の中のどの病気にも当てはまらないって、恵まれていると思っていました
そんな私が、ある日突然、花粉症になったのです
鼻から、鼻水がツー――ッと、垂れてきて止まらなくなりました
拭いても、拭いても出てくる
しまいには、テッシュを丸めて、鼻に入れ、鼻栓をしなけれはいけなくなりました
家にいる時なら、まだしも仕事にも支障が出るようになりました
仕事中は鼻栓をして、マスクで隠していました(笑)
花粉症の方は、毎年こんな辛い思いをしているんだと初めて分かりました
そして、とうとう私も抗アレルギー剤のお世話になるようになったんです
薬が効いて鼻栓は必要なくなりましたが、毎年1月~5月まで薬を飲み続けるようになりました
花粉症は免疫系の破錠から起こります
私も例外ではありません
スギ、ヒノキにアレルギー反応がありました
医学的には一度感作して、アレルギーを発症した状態が治ることはないと言われています
つまり、生涯花粉症と付き合っていかなくてはいけないということです
心理学的に内面をみていくと・・・
私の場合、次のような想いが出てきたんです
数年前の1月、子供が中学受験しました
残念ながら第1志望には合格せず、第2志望の中学に進むことになりました
この時の私はどのように感じていたか
私は自分で自分のことを“ダメな母親”と思っていました
子供の失敗は、自分の失敗
失敗する私は“ダメだ”と
失敗って、本当に本当に本当にダメですか?
失敗は成功のもと
禍転じて福となす
七転び八起き
“失敗”に対する解釈を変え、記憶の書き換え
そして、どういう自分でいるか新たにセットし直しました
すると、翌日には鼻が通っていたんです
鼻水が出なくなっていました
私はダメな母親でいる自分を責めていたんです
だから、この季節になるとダメな母親を想い出して症状を出していたんです
でも、失敗の解釈を変え、記憶を書き換えたことで、
ダメな母親でいる必要がなくなりました
何が言いたいかというと、
花粉症の原因は、免疫の破錠なんかではなく、メンタルだった!
この時期日本では、受験だったり、転校、転勤など年度の切り替えの時期
この時期出会いや別れ、決断を余儀なくされたり、いろいろな経験をします
それがいい悪いは別として、
この時期、あなたは何を感じていましたか?
この時期、自分にどんな烙印を押しましたか?
その烙印書き換えることが出来ますよ~
内科医
トランスフォーメーショナル・コーチ®
野上 徳子