ある方から「素敵な名前ですね」と言われました。
その方とは、会うのが2回目。
「素敵な名前なので、憶えていました」と言って頂きました。
実は3年前まで、私は自分の名前が大嫌いでした。
なぜかというと…
子供のころ、
「おまえ、名前負けしとるな」
「徳のない徳子」
と言われ、親に名前の由来を聞いても
「お坊さんに付けてもらったから知らん」
と言われたからです。
あなたも人から言われて、そのまま鵜呑みにしてしまって、落ち込んで・・・
「だから、私はダメなんだ」、「私には価値がない」と思ってしまったことってありませんか?
確かに、言われた時は落ち込んで、辛くなったり、悲しくなったりします。
私も
「名前負けしとる」「徳のない」=私はダメ
「お坊さんに付けてもらったから知らん」=私は価値がない
だと思っていました。
人に言われた“情報”=“私”
だと思っていました。
でも、よく考えてみると…
「その記憶、それって本当に本当に本当に本当?」
「何十年も昔の記憶を、後生大事に持っている必要ある?」
「それは、彼(彼女)の言ったことで、あなたの考えじゃないよね?」
確かに、
誰に言われたかも覚えていない。
そんな記憶いらない!
私の考えじゃない!
情報は情報、私は私
誰かに言われた“情報”≠“私”
“上司に怒鳴られた” ≠“私”
“親に怒られた” ≠“私”
“友達にディスられた” ≠“私”
情報は情報として、受け取った方がいい情報は受け取り、いらない情報はスル~!
受け取った情報は、反省し、改善すればいい。
妹と話していて
「お姉ちゃんって、やっぱり素直だね~」
「“徳”って、“直(すなお)”な“心(こころ)”の行いって意味だよ」
と教えてくれました。
今ではこの名前が大好きです。
人に言われて落ち込んだ時、
一歩離れて考えてみるといいですよ(*^^*)
心が身体を創る 身体は心のメッセージ
本当の自分に気付き、生き方を変えていくサポートをしています。
内科医
心理カウンセラー
トランスフォーメーショナル・コーチ®
野上 徳子