ハマフエフキ (タマン) 大物出ました! 神津島完結編 | Ⅿasayanのフィッシング★ミッドナイトキャスターズ2nd

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投げ釣りで大物や美味しいお魚釣りたいが、なかなか釣れないブログ。

投げ釣りも大好きな皆様こんにちは。

 

今年も日本各地で沢山の大物(ガーラ、ハマコロマダイ、クエ)等々、釣られておりますね!

インスタなどを見ては何時も楽しませてもらっております。

 

梶谷さん管理人 伊豆ミッドナイトキャスターズ にも掲載してもらいましたが、当ブログもUPします。

 

2023/07/23

私もまだ見ぬ大物にも会いたく、梅雨明けを見越し何時もの神津島に渡ることにしました。

 

その少し前に、伊豆大島にMNCさとっちさんと乗り込んでいたが、ウミガメだらけで二人して玉砕を食らっておりました(笑)

それでも、友と楽しい時間を過ごせて良かったです。

リベンジと今年のハマフエフキとマダイはまだ釣っていないので、釣りたかった。

 

何時もの下田発あぜりあに乗り込み、夏の始まった神津島に降り立つ。

早速、夏休み第一弾を海と自然を楽しもうと赤崎へ。

 

ここは、ご存じハマフエフキと熱帯魚の宝庫。

魚肉ソーセージ忍ばせシュノーケリング タイム。

案の定、フエフキが海底から湧いてきて魚二ソを強請るが、70超えのボスが私の顔の目の前で張り付く。

慣れ過ぎだろう?って思う反面、それだけ魚も学習するんだなと実感します。

 

そして、ここにある行動がヒントを与えてくれる。

ハマフエフキに餌を与えていると本当に起きている光景です。

ハマフエフキはある程度群れを成すと思われ、大きい個体がボスになる。

餌を見つけた若い個体が餌に向かうとボスは追いかける様に自分より小さい個体をヘッドバンキングする様に弾き出すのです。

ドスン!っと、音も聞こえる位凄い光景です。

 

ここにお気づきでしょうか?

つまり、投げ釣りでも大きな餌を投げ込み、そこにボス率いる群れが来たり居たとします。

大きなボスが先に餌を取るって考えます。

 

まだ釣れないし、アタリ無いね~なんて言いながら待っていると、いきなり竿尻上げてドラグ反転。

この大きなアタリを取り損なうことが多々あったのでは無いでしょうか?

 

そうです、私も何度か経験している一発目のバラシ。

全てでは無いですが、この一撃を逃すとなかなかサイズUPしていきません。

前置きが長くなりましたが、釣行記に移ります。

 

※私個人的には赤崎周辺のハマフエフキ達は観光客やダイバーさんの為に釣る気になりませんので悪しからず(笑)

 

この日も町をプラプラして夏を感じます。

 

あ、前浜の夕陽を撮り損ねましたw

 

 

釣行一晩目

 

船が全て出払った後に前浜桟橋が大規模工事により看板で確認すると2晩とも立ち入り禁止に出くわす。

 

しかし、何時もながら多幸桟橋でも竿を必ず出し、釣果を出しているので迷わず向かいます。

先客さんと釣り談義していると、もう帰りますと言うので桟橋角を譲って頂く。

 

 

日中、泳ぎ疲れた体を桟橋で冷たいドリンク飲んで癒しながら、投げ込み開始は午後6時頃。

 

この日の潮は中潮→小潮 満潮は午後の9時頃。夕方から上げ潮です。

二本セットし、イカ短と小アジをそれぞれ付けて何時ものヒットポイントに投げ込みます。

 

あまり良い潮目も無くダラダラした潮の流れを感じました。

針に乗らない小さい魚がイカをかじっていて、冷凍の小アジはあまり歓迎されていない様子(笑)

また餌を付け替え投げ込みます。

 

夜の帳も落ち始め、上げ潮3分になるころイカ短餌の竿にいきなりのドラグ反転音でライン放出。

スピードも速いので、これはハマフエフキと感じます。

 

ドラグを締め、走りを止める様に一気に竿を立てます。竿が弧を描き重い引きが来ました。乗った様です。

手前の基礎に潜り込まれたり、正面の大堤防の基礎に逃げられるとナイロン8号ですので、即ラインブレイクするでしょう。

リールをゴリ巻きしながら首振りも感じるが、竿のパワーに任せて一気に魚を浮上させる。

 

今年、1尾目のハマフエフキ(タマン) 54cmほどですが、綺麗でうれしいです。

 

その後、間を開けずに二匹目となる65cm 同様に釣り上げて良い引きをしてくれました。

 

ここで一旦、群れが去った様子でアタリが途絶えました。

 

上げ潮7分ほどで、竿先ふわふわするアタリはお約束の黒アナゴ。島は大きいけど好きではないのでリリース(笑)

満潮になりかけたころに弩アタリ来ましたが、ライン放出速度が緩い。

予想通り、イズヒメエイが回ってきました。

 

丁寧に針も外してあげてタモで降ろして帰海させます。

※エイかと言って投げ込んだり、毒針のある尾を切ったりしてダメージを与えない様にしてあげてね。

 

もう一度アタリ、これもイズヒメエイでした。

必ず2枚釣れるのは何でだろうと何時も思います。

一晩目、ここで疲れもピークになり納竿としました。

 

 

釣行二晩目

 

日中、クーラーの効いた部屋で休みながら針仕掛けの追加したり、お昼頃からはまた赤崎や沢尻海岸などで泳いで過ごしました。

昨夜に狙ったハマフエフキも釣れたことで今夜は常宿の夕ご飯を味わってからゆっくりと釣り場に向かう。

前画像の画

 

夕闇が落ちかけた桟橋は、もう人が居なかったので狙うポイント前に2本セットしアタリを待つ。

昨晩同様にイカ短と小アジを餌にします。

 

暫くはアタリ無くエサ取りも少ないが、目の前には大堤防先から湾内に向って大きな潮目が月明かりに見えています。

実は、これを何時も待っているのです。

過去、ここで良型のハマコロマダイ、フエダイを釣っている時には必ずと言うほどこの潮目がくっきりと流れています。

 

干潮は15時過ぎで満潮は22時前頃。

上げ潮7分からアタリが出始め満潮前後が狙いとケミ蛍を月と星が綺麗w

海風も気持ちよく横になって竿先を眺めていたのです。

 

すると、小アジ餌の竿にいきなりの弩アタリ。

竿尻を誰かが蹴り上げたのかってくらい跳ね上がり、闇夜にドラグ反転音と鈴の音が鳴り響きました。

 

思わず、これヤバいの来たーーー!と、焦って竿をすぐに掴みかかる。尻手も外す余裕すら無かったw

 

ドラグを締めるとすぐに走るラインが詰められ一気に竿を立てに入るもナイロン8号に弩級の重さが伝わって来ました。

デカいぞ!それも頭の振りから軟骨魚では無く、硬骨魚に違いないと察知。

 

しっかりとフッキングを入れてのされかかる竿をグット耐えて迷わず巻きに入りました。

抵抗する相手が沖合に逃げない様に必死に巻き続けると軽くなった気がした。

頭がこちらに向いて基礎際の底を目指しているのが解るのでここで巻きを緩めたりすると根擦れで負けてしまう。

過去の失敗が幾つも過りました。

ナイロン8号とサルカンの結び目はしっかりと結びなおしているので持つはずと信じて、とにかく浮くまではゴリ巻きする。

 

やっと海面からブワーッと大きな魚体が現れ目に入った。

ヘッドライトを当てると水面で横這いになったハマフエフキはデカかった!

これは、来たー!タモは?タモは?と赤灯台に立てかけいたタモに手に取り、焦りながら汗かきながら、、タモ入れを無事に済ます。

 

引き上げるとその重さも10㎏はありそうな体高と太さにこれは80オーバーしたかも?っと、興奮する自分。

ふと、隣にやって来ていたルアー師さんが覗きこんで、デカいですねー って言ってくれましたので、やっと来ましたねーと答える。

 

ですが、この時にすでに事件が起きているのです。

巻き取っている最中にまたもや島あるあるで隣のイカ短を付けている竿がドラグ反転させラインが出ていたのです。

こっちの弩級とやり取りしながら、とにかく止まってくれーって、頭の中で叫んでいると止まってくれました。

離島などで一人で何本も竿を出すなってのはこのことです。

 

今度はその止まった竿を掴み(こちらはPE4号ライン)を少しづつ立てていくとまた走り出しフッキングを入れると乗りました。

先ほどでもないが良い魚信がPEラインなので良く引くアタリを感じさせてくれ、足元まで来て浮いた魚体は大きなフエダイ決定(笑)

なんと2発目がラッキーもあり釣り上げに成功し、安堵しました。

 

落ち着きを取り戻したいが、なかなかアドレナリンが下がらない中、計測する。

 

やっと夢叶った弩級ハマフエフキ 85cm

 

うれいしいのでもう一枚UPさせてくださいw

 

 

リリースしたかったが、、

駄目スマホで何度も撮り直していたら弱ってしまい、タモ入れして海中で回復させようとしましたが、ダメでした。

よって、大事な命を捌いていただくことにしました。

 

こちらも自己記録更新のフエダイ 51cm

 

 

 

昨日に、フエフキは1尾はリリースしたが、もうクーラーが満員状態になってしまい納竿にしました。

 

今まで70オーバーサイズのハマコロマダイを幾つも仕留めてきたけどなかなか会えない夢サイズ。

きっとバラシも多々あった筈です。

 

MNCの若手メンバーさんにもハマフエフキで夢の80オーバー釣り上げて、このWEB上にて紹介されている数名の強者(YUU WATAI,りんぺい、ホンディさん)がおります。とても凄いし立派でした。

 

よく釣り場で釣り談義しながら言うのは、サイズは後から着いてくる。

投げ釣り始めて1年目でも80オーバー釣る人も居れば、5年10年掛かってやっと釣る人も居る。

生涯掛かっても釣れない人だって居ると話すことがあります。

私の場合、まさに後者でありこの島に通い続け10年目のことです。

 

撮影と捌きを終わらせた時に一服する間も惜しみ、急いでMNC舟橋師匠に迷惑電話?し報告したのは言うまでもありません。

MNC皆様との釣行や喜怒哀楽を思い返し夜空に輝く満天の星たちに乾杯しました。

 

また次を楽しみに大好きな あぜりあ に乗り込み島を後にしました。

 

 

 

2013年 神津島で大バラシの後、初めて釣ったハマフエフキは57cmだった。

それから、幾度も獲ったりバラシたり繰り返し、サイズも後から着いて来た。

 

MNCという存在があったからこそ通い続けてきた気がします。

やっと釣れたことに泣きそうになるほどうれしかったです。

 

そして、出会った皆様に感謝するとともにこれからも感動する魚にまた会いたいと思います。

 

投げ釣りを始めて大物を釣ってみたい人は是非、伊豆諸島などでも楽しんでみては如何でしょうか。

 

 

<釣果>

 

ハマフエフキ 55㎝ 65㎝ 85㎝

フエダイ 51㎝

黒アナゴ 90cmほど

イズヒメエイ 2枚

 

<タックル>

 

竿 ダイワ・スカイサーフ 33号-405

リール ダイワ・タイドサーフQD6000

道糸 ダイワ・サイトサーフ ナイロン8号 

   PE4号 ショックリーダーナイロン16号

錘 遊動L型天秤30号 

ハリス ナイロン12号 + 夜光玉4号 赤と緑 

針 管付きチヌ12号

  極ムツ針20号

餌 小アジ 

  イカ短冊

 

 

 

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