ダメ出しの専門家です
自分で言うのもなんですが
「わたし、仕事が出来るんです」という人
どこにでもいます
自分でそう思う人はぜひ
部下と周りの人に
「わたしを仕事ができる人と思いますか?」と
聞いてみてください
周りは言うでしょう
「仕事ができるかどうか?と聞かれたらできますね
でも、それって私たちのおかげですよ
自分の仕事を後回しにして手伝ってるんですから
それわかってます?自分ひとりだったら出来ませんよ」
しかし相手はこう思います
「しょうがないだろ!俺は忙しいんだ!
だいたい手伝う事が部下の仕事だろ!
数字も出せないのにでかい口たたくな」
そしてとどめに
「いったいお前の給料はどっから出てると思うんだ
俺が数字出してるからだろ!」
経営者は
「働かせてやってるんだ」と
部下は仕事が嫌いではありません
部下に対して不機嫌に指示を出し
イライラした顔と口調で大半を過ごし
部下のわずかなミスにキレて怒鳴り
いつまでもグタグタとそれを愚痴り
「無能」扱いし
「だから俺の仕事が増えるんだ」と
とことん谷底へと落とす
それがほぼ毎日だとしたら
あなたはどうしますか?
仕事ができるリーダーや経営者に
時としてこんな事があります
数字は出すが、チームを作れない
あるリーダーは仕事の数字はきちんとあげる
だから会社はその人にうるさい事を言わない
「やることをやってくれている」
という理由から
しかし、共に働く部下、後輩、同僚、パートさんに対し
自分の仕事を中心に指示を出して強制的やらせる
その人にも自分の仕事があるのにおかまいなし
自分の仕事の予定と手伝いを最優先とさせる
だから手伝った人は仕事の予定が変わってしまい
どこかで進みがわるくなる
でもそのリーダーはその人の困ってしまう部分を
全く知らない
周りの仕事など
関心が無いから知ろうとしない
だから常に周りが不満を抱えているが
「数字だしてから言ってね」と相手にしない
信頼も尊敬もされないリーダーになっている事に気付かない
手伝うタイミングが遅ければ怒られ
自分の気に入るようにやってくれなければ
裏では「無能」とののしり
突然「あれどうなった?」と
もうずっと前に終わった件を聞いてくる
スタッフは常にリーダーの機嫌と顔色を窺い
「怒られないように仕事をしようね」と口にする
怒られないように仕事をする事が
仕事の基準となる
怒られることが怖くて言われたことだけを
怒られないようにしようとする
当然パフォーマンスが悪くなる
チームはますますコミュニケーション下がる
良きリーダーとは
自分の仕事を進めて行くのは当然の事
しかしそれ以上に
どこの誰がいま手が必要か
全体を見る事が必要です
滞っている箇所やフォローが必要な人には
「ここはいいから〇〇さんのフォローお願い」
縦横を見る必要があります
信頼されないリーダーは
自分の手元しかみないのです
他のスタッフに声をかければ
すぐに自分の指示にしたがって動くと思っている
上に立つ者、言葉が荒いと言われる業界であっても
人には人としての対応をし
自分の仕事を部下の仕事の両方を大事にし
さっきはありがとう
毎日心から「お疲れ様」を笑顔で言い
忙しい日は「今日は助かりました」との言葉を
スタッフに言ってください
結論
本当に仕事が出来る人は
周りがほっとかないです
そして
自分で自分の事を「仕事が出来る」とは言わない