ダメ出しの専門家です
今日から私は「ちょっとバタバタしてまして」
この言葉を禁止言葉に入れました
今日は内館牧子さんの本を読んでいました
本の中に登場する女性たち
「そうそう!」「あるある!」「やっぱりね!」
内館牧子という女性は
世の中にいる「ある種」の女性を
なんともおもしろく文字で紹介している
いる、いた、見た、会った、知ってる、聞いたことがある
自分とはちょっと違う価値観と常識を持ち
それをうまく使いこなして生きているが
それを普通と思わない種類の女性からは
二面性を暴露される
例えば
仕事で予定通りに進める事が出来なかったときに
「ちょっとバタバタしてまして」
その言葉をいえば
「そうでしたか!大変でしたね」と
思ってくれることを期待しているかのように
「ちょっとバタバタしてまして」
実は私
あれやこれやと忙しく鳥の様に羽を広げて飛び回っておりまして・・・
それで遅れたんです
という言い訳を短くすると
「ちょっとバタバタしてまして・・・」になるようです
内館牧子さんの本に書かれていた経験談は
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締め切りの日に出した原稿を女性担当者は
「一日の遅れもなく」と喜んでくれた
しかし、3日たっても、4日たっても連絡がこない
5日たち、1週間たった
いままで締め切り当日にだした原稿を
1週間放っておかれたことが無かった
10日たち、2週間たち3週間たった
知り合いの人に聞くと
「そりゃ異常だよ、その女へんだよ
できがいいどころか、クビに値するよ
僕なら上司に伝えて原稿引き上げるね」
このまま放っておいたらどうなるか?
ちょっと楽しみでもある
しばらくすると封筒が届いた
中に担当者からの手紙が入っていた
「このたびはありがとうございました
夫の実家に挨拶に行ったりしてバタバタしておりました
昨日拝読させていただきました」
バタバタしておりました・・・
このオノマトペが
自分が軽く見られていると感じる
別の言葉で誠意を持って謝罪し
遅れた理由を話す事が必要
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もちろんこの女性担当者は担当を外された
わたしも経験があります
約束の時間に行ったにもかかわらずまたされ
「ちょっと緊急な話があったので」
「ちょっと中がバタバタしてまして」と
それ以来わたしは
その人が大嫌いになりました。。。