ダメ出しの専門家です
わたくし事ですが
昨日母が甲状腺がんの手術をしました
術後は高齢ゆえに麻酔からの覚めが悪く
呼びかけても反応が鈍く、目も一瞬開いただけ
吐き気や苦痛に顔をしかめる様子に
もう回復しないのではないかと、不安でした
今朝は6時30時に病室に行き
術後はじめての食事の介助をしました
母にスプーンで食事を与えるなど初めてです
食欲はありませんが
なんとか味噌汁と豆腐のあんかけを
半分ぐらい食べてくれました
はやく元気になってくれることを
心から願いました
朝の病室は付き添いの家族など私ぐらいです
何かの引き寄せでしょう
他の入院患者さんに暴言を吐く看護師を見ました
部屋の中から聞こえてくる暴言に
その部屋の前で足が止まりました。。。
ドアが開いているのにこんな言い方をするなんて
もしかすると、暴言は日常なのかもしれません
完全看護だけれど、家族がいないと
意識がはっきりしていない患者さんは
看護師によりひどい事を言われている
現実を目の当たりにしました
ナースコールを押し点滴が終わったとつたえると
部屋に入ってきた看護師さんは
「はえーなー」
え?聞き間違え?
「あの~聞き間違えだったらごめんなさい
いま、はえ~な~っていいました?」
母は
「お世話になっているんだから
余計な事何も言うな」といいました
その看護師さんが他の患者さんに
ひどい言い方をしていたのです
看護師の言葉遣いの悪さに驚きます
点滴取るよ~
吐き気止めするからね
吐けきは唾?痰?どっち
高齢の術後の母に
「楽な方に体向けてください」
まだ自分で寝返りも出来ないのに。。。
これが医療技術の高い病院の現状
看護の悪さは我慢しなければならないのでしょうか
姉は「実名で投書して」、娘は「部長に言って」
看護師は若い子はきちんと頑張っています
先輩になればなるほど横柄になり
医療技術ばかりに走り、ナイチンゲールから離れていく
口のきき方、後輩への意地悪
態度の悪さを誰も正さないから
若い看護師が犠牲になるのです
医療チームと組織の中に愛と正義感が欠如している
母はすごい回復力を見せてくれています
人間ってすごいですね
味噌汁と豆腐のあんかけを食べただけで
昼頃から活力が出て来て
一人で歩き、洗面も出来るようになりました
医学の力ではなく
母の生きる力のすごさに驚きました
そして、食べる事で人は元気になるんですね
あたらめて食事の重要性を感じました
母はもうお姉さんが生きているだけで
兄妹はみな他界しています
母の姉が電話をくれて「もう二人しかいないからね。。。」
叔母の言葉に涙がこぼれました
昨日は心配で眠れなかったようです
その叔母を高齢の愛犬が心配していたと
姉妹って、家族ってすごいな・・・
母の病気をきっかけに義姉に対する感謝が増し
兄妹の連携があることを嬉しく思いました
人には寿命がある
それは事実で現実
でも寿命までどう生きているか
どれだけ「楽しい」「うれしい」「美味しい」
その数が多いかどうかは自分と周りで変えられると思います
母の病気で
医療の現場の現状
生きる事の意味や
生き方に関して
いろいろと考える事が出来ました
私のとりとめのない話でした