期待以上の仕事をするために | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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激辛アセスメント講師 北村美由起です

 

「期待以上の仕事をする」

 

期待以上の仕事をするとは

相手にとって

満足度の高い仕事をすることだと思います

 

最近、とても勉強になったことがあります

依頼した仕事が期待以上に仕上がって来なかった事を見て

「自分も気をつけなくては」と思いました

 

期待以上の仕事をする感覚

これは社会人になってから身に着けるというより

子どもの頃からどの程度で許されてきたか

ここが大きく影響すると思います

 

例えばお手伝い

お茶碗を洗うという事を任されたら

洗っただけで、すすが無かった
(洗ったよ、すすいでって言われなかったから)

 

洗ってすすいでかごに入れた

「まだちょっとぬるぬると油が残っているよ」

と言われたからやり直した

 

夫婦喧嘩の多くは夫の食器洗いの完成度の低さに

妻がダメ出しをして、夫が不機嫌になり
 

「やってやってるのに文句いうなよ」

「じゃー自分でやれよ」と夫が怒り

妻が
「そのぐらいちゃんとやってよ」

「私は毎日やっているのよ」

ということになるようです
(フィクションです)

 

洗ってすすいで拭いて食器棚にいれた

 

洗ってすすいで、茶碗を拭いて、

流し台を拭き、布巾も洗って干した

 

一つの仕事でも人によって

フィニッシュが違います

 

子どものころにどんなフィニッシュを求められるかで

大人になった時にその影響が出て来ると思います

そして、自分の周りに

期待以上の仕事をすることを常に意識させてくれる

そんな人がいないと、人間の意識などすぐに衰退します

 

お客様から何度もダメ出しをされる

これもアッパーを上げる大事な事です

 

職場で常に上司が「期待以上の仕事をしろ」と

その言葉を口にする
職場の中で厳しい空気が出来ていきます

 

家に帰ると親が「期待以上の仕事をしろ」と

口を出してくる
わかったよ!と言いながらも意識には入ります

 

確かにいつも言われたら、それはもう
うっとうしいです

 

しかし、それが無いと

人間の「もっと良い物を」と思う

感覚が育たなと思います


最近は簡単に収入を手に入れる事ばかりが話題になり
丁寧に仕事をする事や
仕事の質をあげることなど


仕事の本質を教える人が
なんだか少なくなったように思います

 

勤勉さ、大事にしたいです