高飛車子です
芸能人の一言はインパクトがあります
菊池桃子の言った
「PTA活動は任意参加なのに
全員参加する事が暗黙の了解となっているケースが多い」
確かにそのとおりです
でもあまりにもPTAが大変だと声を出すと
これから子供を小学校に入学させる親は
ビクビクものでは無いでしょうか
PTAで起こるデメリットと、メリットを
二人の子供を育てた経験から
私の視点でお話しします
まず、デメリット
1.仕事を休んで行かなければならない事がある(第一位)
2.準備などに手間と時間を取られる(第二位)
3.PTAの役員同士のいざこざ(第三位)
※どんな活動でも女性だけというのはダメ
必ず男性を入れることで上手くいきます
4.親が目立つと子供が嫌がる(第四位)
5.他の保護者からいろいろ直接電話が来る(第五位)
※メールにしてくださいと事前にお願いをしておく
確かにいろいろとあります
仕事は早退や有休を使う事もあります
しかしメリットもたくさんあります
メリット
1.子供の活動が良くわかる(第一位)
(普段見ることが出来ないような姿を見ることが出来ます)
2.学校生活に関心が出て来る(第二位)
3.価値観の合うママ友が出来る(第三位)
4.他の保護者の喜ぶ顔を見ることが出来る(第四位)
5.学校の先生の事が良くわかる(第五位)
私の場合は上の子の場合
小学生の時は
「北村さん小さいお子さんがいるから免除です」って
免除対象に入っていました
中学に入るとPTA活動が活発な中
「北村さんお仕事でしょ、出来る範囲で良いですよ」と
ここでもまた配慮の対象にしていただきました
そして息子が二年の時は学級委員となりました
これにはわけがあり
学級委員は自分の都合に合わせて
集まる日程を決めることが出来のです
休んで他の保護者に迷惑をかけることがありません
それで学級代表が実は狙いどころ
それに、私が学級代表になれば
他の保護者が、参加しない保護者を悪く言う事を
防ぐことができますから
自分がPTA活動にかかわることで
学校の様子が良く分かるようになったし
子どもの姿を見る回数も増えるし
先生達の頑張る姿も間近に見ることが出来ます
だから
PTA活動をただの無駄な嫌な活動だと
思わないでほしいのです
運動会、20Kの砂山完歩、北信越協議会
学習発表会、研究発表
花壇整備、図書整備など
学校に親がかかわる事は大事な事だと思います
先生と学校だけが学校生活を作るのではなく
親がそこに協力をする事で
より良い子供たちの学校生活が出来上がると思います
ただ、ジャンケンも事実だし
くじ引きも事実でした
しかし、各クラスに「配慮」というものがあり
親の介護中です、小さな子供がいます
夜勤の仕事がありますなど
事前に各申告により役割などは配慮されていました
それが配慮されていないのならば
そこを改善すればよいだけです
補いあいながらやり遂げる事だと思います
ですから
PTAが必要ないという事では無いと思います
学年代表や副会長、会長など
やりたくても「力量」が問われるので
やってくれる人がいるから大丈夫です
私たちがやれることは
3年間に1度、役員になり
その年になんらかの活動するだけの事です
菊池桃子さんがPTAが大変だとおっしゃったのは
それは良く分かりますが
もし菊池さんが大変な思いをして
お仕事があっても配慮されなかったのは
菊地さんの問題なのではないでしょうか?
私が共にPTA活動をしたアナウンサーの女性は
「夕方4時から番組なので」と
参加できる時間に制限がありましたが
みなそれは承知でやっていましたし
誰も悪く言う人などいません
医師だった女性は
「夜勤があるので」というと
夜の懇親会や集会などは欠席しても
まったく問題がありませんでした
ここが
「大人の対応」が求められると思います
・「手を貸していただけませんか」
・「これを手伝ってもらえますか」
・「○○はやります!、〇〇はどなたかやってもらえますか」
・「○○さん、代わりにやってもらえる?」
など
まずは自分がやる意志があると表明し
しかし出来ない事もあるので手を貸してくださいと
自分が謙虚になる事で、うまく事が進むと思います
なんでも面倒な事を排除するのではなく
「どうやったら出来るか」
「自分はどこまで出来るか」
「誰の何を協力すると負担を軽減できるか」
そこなのだと思います
私はPTA活動は賛成です
もっともっと学校にかかわって学校の姿を
知ってほしいと思います
それが先生たちの質をあげることにもつながりますから