それでは改善されません! | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

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  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



ある管理者の方のご相談


「職場でコミュニケーションが取れなくて

辞めていく人が多いんです・・・」


こういう内容はよく耳にします


いまはどこの企業様も

コミュニケーションを円滑に、活発にと考えています


共通の課題かもしれません



管理者の方々に

「自分の部署はコミュニケーションはどれぐらい取れていますか」

と質問すると


「40%ぐらいです」


「50%かな・・・」


「正直30%です」と答える人もいます


みなさん良くない事はわかっているんです



様々なコミュニケーションの本が売られ

様々なコミュニケーションのセミナーが開かれ


今はコミュニケーションはどこでも学べる


しかし


それでもまだ企業では

コミュニケーションの「あるべき姿」にたどり着かないのは

なぜなのでしょうか



コミュニケーションとは

「仲良く」「和気あいあいと」「なんでも話し合える」


だと考えるなら





それでは改善されません!





それではいつまで経っても

コミュニケーションは良くなりません



コミュニケーションが取れるようになるまで


待つ


のではなく



「させる」んです



困っているのなら直の事

「やらせる」「させる」です



「ではいったい、何をやらせればよいのでしょうか?」



職場でコミュニケーションを求めながらも

コミュニケーションとは何か?がわかっていないために


何をどう改善し、何をさせてやらせるのか

見当もつかないのが現状ではないでしょうか



子供も同じです


最近は高校生、大学生、社会人でも話ができない人が多いです


話すことが苦手だからと大目に見てばかりいるから

いつまで経っても小声でぼそぼそと単語でしか答が返ってこないのです


はい→「うん」


いいえ→「ううん」


ちがう→「いや~・・・」


わかりました→「あ~は~」


困ります→「いや~ちょっと・・・」




うふっと笑ってはいるけれど

「言葉」が返ってこない


最後まで話を話し切らない


例えば

「食後の御飲み物は何になさいますか」


「アイスコーヒー」

「あ、俺もアイスコーヒーで・・・」



「アイスコーヒーをお願いしますだろ!」と

こういう場面で指摘してくれる人がいない会社

特に接客業なら要注意です



具体的にOJTができないから

いつまでもコミュニケーションが改善されないのです


コミュニケーションには努力が必要です


ではビジネスコミュニケーションとは

職場でどんな努力が必要なのでしょうか


ここが具体的である事が職場を変えていくのです