人は、「理由」をほしがる・・・ | ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

ダメ出しの専門家・激辛講師北村美由起

  鉄は鉄で研がれ人は人で成長する

高飛車子です



これこそが

イ・ラショナルビリーフだと思う



息子が

「Sの妹さん脳腫瘍で亡くなったんだって・・・」


入院していることは聞いていて

あまり良い状態ではないことは察しがついていました


まだ24歳・・・

どんなに無念だったことだろうか


S君ママとは仲が良くて

自宅へも遊びに行き

互いのワン子同士が遊んだこともあります


その時に小学生だったそのこが

パソコンのタッチタイピングを練習しているというので

私が文書入力の初級の本をあげました


その子がたった24歳で脳腫瘍で亡くなってしまった

親の気持ちを考えると、

いや、考えなくてもどれだけ辛いかがわかります


なぜ?

どうして!

なんで・・・


人は病気になると

「それには意味がある」と

納得するために意味を探そうとする


神様が教えてくれたこと

意味があって与えられた試練だと思うようにする


神様からの試練なら仕方がないと思うように努める

人には耐えられない試練はないという


本当にそうですか?

自殺していないから耐えられていると

そう判断しますか?


生きていることが耐えられていること

そう結びつけますか?


何事にも意味があり

自分に何かを教えようとしている


それは自分を納得させるためのものではないですか?


それが

イ・ラショナルビリーフです


聖書には

「時と予見し得ない出来事は誰にでも起きる」と

そう書いてあります


阪神大震災も、東日本大震災も

時と予見し得ない出来事であり


神様が何かをそこから教えようとしているのではない

私はそう思うのです


意味などない出来事もあります

彼女の脳腫瘍も彼女がどうのこうのなどまったくないはずです


癌になる人は性格に問題がある

病気になる人は何か気付かなければならない事がある


確かに暴飲暴食で糖尿病だ、高脂血症だと言われれば

それは生活に関しての警告かもしれませんが


人の成長のために神様が試練を与えるなら

それが正しいなら


たぶん私が信じる神様と

それを信じている人の神様は


違う人なのだと思います


人はなんでも理由がほしい

納得できる理由を探す


それは本当に必要なことなのでしょうか・・・

意味のない事も世の中、存在すると思います