高飛車子です
FBにはすでに投稿した事ですが
昨日、8時51分の京浜東北線に乗る予定が
一本早い8時45分に乗りました
到着がちょっと早いな~
と思いながらも東京駅の改札に向かって歩くと
私の目の前を通り過ぎる見覚えのある女性
久しぶりで名前が出てこなかった
「先生ーーー先生ーーー」
(私たちは名前がわからなくても先生と呼びあえるから便利)
数年ぶりの再会でした
いつもどおりの電車だったら会えなかった
あと数秒あるく速度が遅かったら会えなかった
東京駅のあの人込みの朝の時間に
数年ぶりに
ここでばったり・・・
仕事が終わった後、1時間ほどお茶をしました
(正確にはお酒ですが)
とても有意義な時間でした
いろいろなお話をうかがいました
お客様へお渡しするおつりはすべてピン札でおかえしする事
ある有名なモデルKさんは
インターホンに出ると
必ずインターホンに向かって深々とお辞儀をするのだそうです
「良い人でしょ!」
だからもっと人の口をとおして評判があがる
あるブランドのバックのファーが痛んだので
修理に出したらまったく直っていない状態で戻ってきた
納得いかず支配人を呼び
「これが完成品ですか?」と聞くと
「はい、これが完成品です」と答えた
「わかりました、あなたがそういうなら
私にはそう見えなくても、ここにとってこれが完成品なのでしょう」
と腹が立ったまま帰ってきたら
後からこの女性が何者かがわかったとたん
自宅にまで支配人が来てバックをお預かりさせていただき
修理をさせてくださいとやってきたという
「あれは完成品だとお聞きしました」というと
「申し訳ございません!あれは完成品ではございませんので
もう一度おあずかりさせてください」と
人を見て仕事の品質を代えるなど
あってはいけないこと
それも老舗デパートなら、なおの事だとはなしていました
仕事は人に対してするのではなく
「仕事の一つ一つを
神様に献上するつもりでやるんだよ」と言っていました
ドキッとしました
相手を見るから手を抜くことがある
身なりで仕事の品質に差をつけてはいけない
私が朝、ばったり数年ぶりにこの先生におあいした理由は
たぶんこういった仕事の基本を聞くためだったのかもしれません
なんだか
初心を振り返る、良い時間を過ごしました
人との出会いは必ず繰り返される
必要な人には何年たったとしてもまた会うことがある
ということなのでしょうね
元気が出ました!